ファンタジー いじめられっ子小説一覧
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高校二年生の頃、異世界モナリスに召喚されて十年。今ではギルドマスターとして、ロザーナ島の冒険者を管理するナオト。彼はもうアラサーのおっさん。
勇者の一人として五年前の大戦を戦い抜き、南の島でまったりと余生を過ごしていたところ、異形の者が解放されたとの報が届く。
知らせたのは、日本から新たに召喚された、勇者ナナミ。
王都からの手紙には、女王陛下からナオトへの指名依頼があった。
「は? 異形の者が解放された?」
ナオトは動くしか無かった。
しかし、行く手を阻むは、異形の者を信仰するサルベーション教団の艦隊。
艦隊戦を切り抜けたナオトが島に戻ると、女王陛下の指名依頼で王都へは向かわないと言い出してしまった。
「島の仲間の方が心配だ」
サルベーション教団が狙っていたのは、ナナミの誘拐とナオトの殺害だったからだ。
サルベーション教団の生き残りは、島に潜伏するスパイを呼び集め、綿密なテロ計画を立てていた。
五万人ほどしか居ない街だが、テロ犯の手口は巧妙で、死傷者が多数出てしまう事態となる。
そして、悪神ヴォジャが顕現し、街を凍り付かせる。
これまでに無い危機を迎えたナオトは、街の平和を守ることが出来るか?
異世界魔法譚、ここに開幕。
この物語は面白いので、寝不足にならないように気を付けてください。
一段落するまで毎日投稿します。よろしくお願いします。
文字数 151,906
最終更新日 2022.07.31
登録日 2022.04.13
「ごめんねぇぇぇぇぇっ!!」
『ゴァァァァッッッ!!!』
サキュバスとのハーフであるフェイ・ユリウスは、今日もダンジョンで謝り続ける――
モンスターとのハーフという異例故に、街の人全員から嫌われ、冒険者学校に通っていた頃からいじめにあってきたフェイは、人の暖かさを知らない。
それでも彼は人を恨まない――
「ごめんね!」
と、いつも謝り続けていた。
そんなある日、同級生に嵌められたフェイは、ダンジョンのトラップに引っかかり絶体絶命のピンチに陥る。
「クスクス、あなた助かりたい? 助かりたいなら私のこれ……買わない?」
そこに現れたのはアイテム生成だけが得意なヒューマンの女の子――
そこから使い道のなかったフェイの魔力吸収は大活躍し!?
これは味方ゼロ人の世界から、不便な性格と体を駆使して成り上がっていく、英雄だった父に憧れた少年の物語――
「他の人が不幸になるなら……全部僕が引き受ける――!」
あと見た目で人を判断するのはやめようね☆
文字数 15,541
最終更新日 2020.07.01
登録日 2020.06.23
悪夢を見た。悪夢という名の昔の思い出。ほんの数年前のこと、僕は稽古と称されて学校でいじめられた。両親に相談したらこんな僕のことが情けないと家でも厳しい稽古でボコボコにされた。死んでしまいたいと思った。
だけどそんな僕をおばあちゃんは助けてくれた。だけどそんなおばあちゃんもこの前亡くなった。もう僕から楽しい毎日は無くなった。これからは辛い人生を歩むのだろう……
「この天才料理人、ヴィンラット様に任せとけ!お前を最高の料理人にしてやるよ!」
「よろしくお願いします師匠!」
ただ一人の天才料理人と僕との出会い。それが僕の運命を変えていく。
これは一人の少年が周りの人に助けられ、育てられ、成長していく物語。
R15は保険のためです。
文字数 29,408
最終更新日 2019.09.15
登録日 2019.08.30
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