ファンタジー 戦乙女 小説一覧
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辺境の地――国境を守る軍事貴族の家に生まれた少女、ロザリア・フォン・アウレンシュタインは、剣と血の匂いの中で育った。
兄弟は皆男。幼馴染も兵士ばかり。
彼女にとって戦場は、恐れる場所であると同時に、罪なき人々を守るために立つべき場所だった。
若くして王位に就いた王、アルヴァリス・エル=カエリオンは、冷酷無比な武王として諸国にその名を轟かせている。
自ら戦場に立ち、情を排した統治を行うその姿に、臣下たちは畏怖と同時に不安を抱いていた。
――王が戦死すれば、国は再び混乱に沈む。
ゆえに彼らは、アルヴァリスに結婚を迫る。
煩わしさから彼が口にした条件は、
「自分の身を自分で守れ、兵法と国を語れる女」。
冗談半分のその言葉は、やがて一人の戦乙女を王都へと呼び寄せる。
王家からの正式な招集。
拒むことは許されず、ロザリアは王宮へ赴く。
だがそれは、ただ命に従うためではない。
抑止力となるため、そして王を見極めるために、彼女は王都へ向かう。
謁見の場で王と向き合い、ロザリアは知る。
互いに、同じ現実を見てきた者であることを。
戦の中で失われる命。
平穏を踏みにじられる日常。
守るために、剣を取らねばならなかった現実。
やがてロザリアは、期限付きの契約花嫁となることを選ぶ。
それは愛ではなく、国を鎮めるための誓約。
しかし、剣を捨てぬ戦乙女と、冷酷を装う武王は、少しずつ互いの在り方に惹かれていく。
これは、すべての命が等しく尊いと信じた二人が、天の下に平穏をもたらすまでの物語。
文字数 20,710
最終更新日 2026.03.05
登録日 2026.03.01
2
戦乙女のクレフティヒは、現在のヴァルハラの在りように嘆いていた。
神々と巨人族との戦争『ラグナロク』、その代理として行っている人間たちの戦いに、戦乙女が選んだ戦士が誰も参加しようとしないのである。
神々の、あるいは巨人族の代わりとして選ばれるのは栄誉なことだ。にも関わらず栄光を誰も掴もうとしない。
なぜなら――今回の『ラグナロク』で行われるのはバーリトゥード、「なんでもあり(※武器OK、死傷含む)」の格闘技だったからだ。
現代の人間の魂にはあまりにも無茶だが、やるしかない。クレフティヒは見込みのある戦士の元へと向かうのだった。
※ゆるい感じで細かいことは気にせずお楽しみください。
※このお話は小説家になろう様でも掲載しています。
文字数 21,020
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.08.30
3
「アンタを殺す。アンタも、アンタも、アンタも、アンタも…! 全員まとめてアタシの神貨(ラド)にしてやるよッ!」
“地上の戦乙女”と称される【名前付(ネームド)】の女傭兵セレンディートは、運命のいたずらで権利を得た『特別な報酬』の為に、神と契約を交わして戦場を駆け巡る!
戦う戦乙女! 神界へ送られる英雄達の魂! 迫る『ラグナロクリーグ』の日!
今日も地上は終わりなき戦禍にまみれる。
※この作品はストーリーやテーマ性を重視したバトルアクション系ファンタジーです。
序盤の展開は助走として、中盤から徐々に加速して後半に盛り上げる本格派の演出になっております。
文字数 148,907
最終更新日 2024.09.01
登録日 2024.07.23
4
世界の20%の人々が扱える特殊な力である魔法。
善行に使い生活を豊かにしようとする人が多い一方で、悪行に使う人々が現れてしまう。だが、光あるところに闇があるように、悪のあるところに必ず正義が現れる――それが英雄である。
国が魔法を悪行に用いる人に対処をするために作った公的機関である英雄公社。そこに所属をする英雄は誰もが憧れる職業となったが、その仕事は苛烈を極めている。
両親が英雄であった少女、黒羽美桜。彼女も英雄を目指しており、両親の意志を継いで活躍をしたいと考えていたのである。
英雄になるための最終試験に進めた彼女は、苛烈な現実を目の当たりにして思いを果たすために活動が出来るのだろうか。
これは、少女の想いと諦めない心が未来を紡ぎ、未来を切り開く物語――
他サイト様にも掲載をしています。
文字数 49,340
最終更新日 2021.07.30
登録日 2021.07.19
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