ファンタジー 救いなし 小説一覧

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葬国の聖女 ~七つの鐘が奏でる葬送曲~

王妃の病を癒やし、枯れた麦畑を蘇らせ、王太子の命まで救った聖女アニエス・エルヴァン。 人々は彼女を讃え、王太子は彼女を愛した。 だが、その女は本物のアニエスではなかった。 禁術「名縫い」によって名前も身分も聖女の力も奪われた本物のアニエスは、侯爵邸の地下へ監禁されていた。 偽の聖女が奇跡を起こすたび、治した傷や病は地下のアニエスへ移される。 砕かれる両脚。肺を蝕む病。裂ける皮膚。焼けた背中。胸を貫く傷と毒。 アニエスは助けを呼び、逃げようとし、壁へ何度も自分の名前を刻む。 それでも誰にも見つからないまま、五年が過ぎた。 そして二十一歳の春。 二万八千四百人を救うため、七つの鐘が鳴らされる。 最後の鐘を鳴らせばアニエスが死ぬと知りながら、偽の聖女は自ら鐘を鳴らした。 地下でひとり死んだアニエスを待っていたのは、安らぎではなかった。 王家と教会は真実を隠し、彼女を「国を愛して命を捧げた聖女」に仕立て上げる。 生きている間は誰も助けなかった。 死んだ後は、国中の人間が勝手に彼女の名前へ祈った。 その祈りが、アニエスを悪霊として呼び戻す。 アニエスはまず、自分を苦しめた者たちを殺す。 だが、それでも怒りは消えなかった。 彼女には病も腐敗も止められる。 罪のない人々を救うこともできる。 それでも、もう誰も助けない。 七つの鐘が逆の順番で鳴るたび、ローデン王国から人と土地が失われていく。 王国が行き着く先に、何が残るのか。 聖女だったモノに、どんな末路が待つのか。
ファンタジー 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 56,977 最終更新日 2026.09.02 登録日 2026.08.28
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【R-18】元聖騎士は帝国に完全屈服して尊厳破壊される ~「希望亭」にてご奉仕いたします~

【R-18】元聖騎士は帝国に完全屈服して尊厳破壊される ~「希望亭」にてご奉仕いたします~
注意:この作品は成人向けフィクションです。 性的な描写、非倫理的な行為、支配/隷属関係、快楽/依存、暴力表現の可能性を含みます。 なお、この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません。 ─── かつて、アルカディア王国の聖騎士であり、反帝国組織『白鴉』の副団長であったアリア・ハートフィールドは、今や見る影もない。帝国の罠にはまり、捕らわれの身となった彼女は、壮絶な拷問と屈辱の末、全てを失った。そして今宵も、かつての『白鴉』のアジト、今は帝国兵の慰安所と化した「希望亭」で、身体を、心を、蹂躙され続けている。 「…ご主人様……おはようございます……」 朝、乱暴に叩き起こされれば、媚びを含んだ甘い声で囁き、 「おかえりなさいませ……」 昼はバーテンダーとして、愛想笑いを振りまき酒を注ぐ。 「どんなプレイが…お好みですか……?」 夜は、彼らの欲望のままに貪り尽くされる。 初めは憎悪と屈辱に塗れていた。しかし、絶え間ない苦痛と隷属の日々は、彼女の心を歪ませ、痛みの中に甘美な快楽を見出させていく。 「……もっと……私を……激しく……してください……」 気付けば自ら、その悦びに溺れるようになっていた。誇りも、忠誠も、過去の記憶さえも、全ては快楽の濁流に呑み込まれ、消え去ろうとしている。 そんなある日、運命の歯車が再び軋み始める。 「……離しなさい……私は――っ!」 聞き覚えのある声。それは、かつて忠誠を誓い、守ると決めた、アルカディアの王女、フィーナの声だった。 「アリア……どうして、こんな……!」 帝国兵に引き摺られてくる、かつての主君。その悲痛な叫びが、アリアの心に、僅かに残された何かに、深く突き刺さる。 堕ちた聖騎士と、囚われの王女。 **「希望亭」で繰り広げられる、絶望と背徳の狂宴が、今、幕を開ける――。**
ファンタジー 完結 短編 R18
感想数 0 文字数 21,341 最終更新日 2025.01.20 登録日 2025.01.12
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平和な世界は嘘だったので、聖女は静かに人類を滅ぼすことにした

武器を放棄した平和な世界に聖女として転生したサリラ。しかしその平和は嘘で、夫も父も武器を隠し戦争を望んでいた。「どんな世界でも、人間は変わらない」と絶望したサリラは、植物の力で静かに人類を終わらせることを決める。 ※小説家になろうに投稿しています。
ファンタジー 完結 短編
感想数 0 文字数 4,691 最終更新日 2026.04.13 登録日 2026.04.13
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隣にいたはずの人を、世界は覚えていない

隣にいたはずの人を、世界は覚えていない
世界が、静かに壊れ始めていた。 空に走る裂け目。夜ごと増える違和感。 それらの“原因”が、自分にあることを、蒼真は知っている。 幼馴染であり、隣に住む少女・夕莉。 何でもない日常の象徴だった彼女こそが、 世界を救うための「条件」だった。 ――最も大切な存在を、自らの手で殺すこと。 ――そして、救済の代償として、蒼真自身は世界から完全に消えること。 記憶から、記録から、関係性から。 最初から「いなかった存在」になるという結末。 選択肢はない。 それでも蒼真は、世界を選ぶ。 救われた世界で、夕莉は生き続ける。 理由の分からない喪失感だけを胸に抱いたまま。 誰にも覚えられず、 誰にも感謝されず、 それでも確かに“隣にいたはずの人”の物語。 これは、 救われない者によって救われた、 世界の、その後の話。
ファンタジー 完結 ショートショート R15
感想数 0 文字数 9,696 最終更新日 2026.01.14 登録日 2026.01.11
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