恋愛 二面性ヒーロー小説一覧

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恋愛 完結 短編 R15
「ルシアナ、今日も綺麗だね」 私、ルシアナ・ユーグレイシアの朝はこの一言に始まる。 侍従長を務める伯爵のお父様、その後継として遠縁から引き取られたお義兄様、優しく穏やかなお母様、侍女、そして王立学園に行けば、登校中から教室に入ってまで。 見てくれだけを褒められ続けた結果、私の心は荒み、荒廃し、内心やさぐれていた。 白銀の髪にアイスブルーの瞳、白くて大理石のように滑らかな肌に、細くて長い手脚とメリハリのある体。 暴飲暴食、夜更かしに偏食、何をやっても変わらないこの見た目。 いつしか私の見た目を褒める人は皆敵と思って無表情で過ごすようになれば高嶺の花ときた。 仕方がないので、笑顔で躱す癖もつけました。 そんな時、隣国からの留学生として第一王子が転校してきた。 彼はとても愛想が良く、万人に優しく、そして私にとっても救いの神だった。 「君、すっごく可愛くないね」 爽やかな笑顔で言われた言葉の裏には、彼の秘密があって……? ※感想については近況ボードを参照してください。 ※小説家になろう様でも別名義にて掲載中です。
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文字数 29,105 最終更新日 2021.03.08 登録日 2021.02.06
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恋愛 完結 短編 R15
辺境伯令嬢バーバレラ・ドミニクは日夜剣と政治、国境の守りに必要な交渉術や社交性、地理といった勉強に励んでいた。いずれ、辺境伯となった時、騎士として最前線に立ち国を守る、そんな夢を持っていた。 社交界には興味はなく、王都に行ったこともない。 一人娘なのもあって、いつかは誰か婿をとって家督は自分が継ぐと言って譲らず、父親に成人した17の時に誓約書まで書かせていた。 そして20歳の初夏に差し掛かる頃、王都と領地を往来する両親が青い顔で帰ってきた。 何事かと話を聞いたら、バーバレラが生まれる前に父親は「互いの子が20歳まで独身なら結婚させよう」と、親友の前公爵と約束を交わして、酒の勢いで証書まで書いて母印を押していたらしい?! その上王都では、バーバレラの凄まじい悪評(あだ名は『怪物姫』)がいつの間にか広がっていて……?! お相手は1つ年上の、文武両道・眉目秀麗・社交性にだけは難あり毒舌無愛想という現公爵セルゲウス・ユージーンで……このままだとバーバレラは公爵夫人になる事に! そして、セルゲウスはバーバレラを何故かとても溺愛したがっていた?! そのタイミングを見計らっていたように、隣の領地のお婿さん候補だった、伯爵家次男坊まで求愛をしに寄ってきた!が、その次男坊、バーバレラの前でだけは高圧的なモラハラ男……?! 波瀾万丈のコメディタッチなすれ違い婚姻譚!ハッピーエンドは保証します! ※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。 ※小説家になろう様でも別名義で掲載予定です。 ※1日1話更新、できるだけ2話更新を目指しますが力尽きていた時はすみません。長いお話では無いので待っていてください。
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文字数 33,431 最終更新日 2021.01.24 登録日 2021.01.15
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