恋愛 コンカフェ 小説一覧
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1
ながながし夜をひとりかも寝む
近頃若い女性の働く先として密かに憧れになりつつある夜の世界。
夜の世界ときくと身構える人も多い
しかし、「コンセプトカフェ」というそれとは異なる異質な空間がある。
例えば、メイドカフェもその一つである。
ガールズバーやキャバクラよりも安く、若いコンセプトにあった衣装を着た女性がお客さんの男性と会話をする空間。
主人公はそんなコンカフェで働くコンカフェ嬢とそれにハマっている男性。
秋葉原、歌舞伎町、名古屋、難波。
現実の繁華街で巻き起こるよくある話です。
男性向けに設定しましたが、女性も楽しめます。
2
コンカフェで悪役令嬢をしているわたくし、ライバル令嬢役が厄介ファンになってしまいましたわ!?
王立白薔薇学院サロン《ラ・クーロンヌ》――そこは、悪役令嬢や聖女たちが華麗な劇を繰り広げるコンセプトカフェ。
高校生の松林留美は、店の花形である悪役令嬢「ルミアリエル」を演じている。高飛車で堂々、悪と呼ばれても己の正義を貫くその姿は、客から絶大な支持を集めていた。
けれど、本当の留美は真面目で公平、争いを好まない常識人。「なぜわたくしが悪役令嬢を……」と戸惑いながら働く彼女には、ひとつ大きな悩みがある。
ルミアリエルを断罪するはずのライバル令嬢「ラフィエラ」役――安海文香が、よりにもよってルミアリエルの厄介ファンなのだ。
劇の途中で敵を褒め、公式脚本には解釈違いを訴え、単体チェキには「ラフィエラがいないと物語性が不足します」と口を挟む。留美がいさめても、ルミアリエルとして叱れば喜ぶ始末。しかも、その暴走がなぜか客に受け、二人のペア企画は次々と増えていく。
面倒なはずなのに、文香がルミアリエルを見つめるときだけ生き生きと笑うことを、留美は少しずつ嬉しく思い始める。
だが、文香が見ているのは「ルミアリエル」なのか、それとも、その役を演じる「松林留美」なのか。
そして文香自身もまた、ラフィエラを演じているときにしか、本当の望みを口にできずにいた。
やがて迫る、悪役令嬢を断罪する最終公演。愛する推しを自らの手で裁かなければならないとき、ライバル令嬢は公式の結末ではなく、自分自身の願いを語れるのか。
役柄と本人、宿敵とファン、そのどちらとも呼びきれない二人が繰り広げる、現代日本の悪役令嬢(ビジネス)百合コメディ。開幕ですわ!
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
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