恋愛 予約投稿にて最終話まで投稿済小説一覧
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それは、魔王の腹心である四天王ザウスの侵攻を、辛うじて退けた時のことだった。
「あれ? なんか落ちてる」
戦況が落ち着き、撤収しようとした矢先、勇者クリストファーは紙の束が地面に落ちていることに気がついた。
文字数 5,162
最終更新日 2023.11.19
登録日 2023.11.16
魔王アマリリスは、勇者トオルに負けた。それも完膚なきまでに。
「くっ……! 私の負けだ、勇者よ。私を殺すがいい……!」
魔王は死を覚悟していた。だが、死は訪れなかった。
文字数 6,037
最終更新日 2023.04.25
登録日 2023.04.19
無実の罪で婚約者の座を奪われた伯爵令嬢のナターシャは、追い詰められて闇の力を使ってしまった。そのことが発覚し、奴隷落ちしたナターシャの買い手は、すぐに見つかった。それは、かつての婚約者、伯爵令息のテオだった。
文字数 4,270
最終更新日 2023.03.09
登録日 2023.03.06
(くそっ……! 今日も、すっげー可愛い……!)
目の前には、勇者ユウキの肉棒を優しく舐める淫魔の少女――西崎華乃の姿があった。
文字数 3,423
最終更新日 2023.03.04
登録日 2023.03.02
「ごめんなさい。私、男の人と付き合うつもりがないの」
魔術師のマリアは、今は恋愛をするつもりがないことを伝え、告白を断った。
その話を聞いたマリアの友人は、ため息をつきながら「そろそろ貴方も結婚を考えないといけない年齢よ? あの男に貢ぎ過ぎて貯金も出来ていないんでしょ。今すぐ冒険者はやめるべきよ。貴方のためにならないわ。人生を棒に振るつもり?」とマリアにとって耳の痛いことを言った。
文字数 4,464
最終更新日 2023.03.02
登録日 2023.02.27
「巫女姫といえど、裸になれば、ただの女だな」
「……っ!」
皇帝レオナルドに投げかけられた刃のような言葉に、マーガレットの美しい銀の瞳から、はらはらと涙が溢れ、頬を伝った。
※ムーンライトノベルでも投稿しております。
文字数 4,176
最終更新日 2023.02.23
登録日 2023.02.20
ミレイアは数か月前のことを思い出して、泣きそうになった。
(みんながいた、あの頃に戻りたい……)
ミレイアは顔を両手で覆った。あの時までは、誰にでも股を開くような女ではなく、どこにでもいるような普通の少女だったからだ。
文字数 11,097
最終更新日 2023.02.18
登録日 2023.02.08
花暦526年、魔王軍が侵攻し、世界は滅亡の危機に陥っていた。王都では勇者を召喚し、これに対抗しようとしたが、協力を拒まれ、万策尽きたかと思われた。しかし、豊穣の女神と魂の契りを結んだ大鬼グルトがこれを打ち滅ぼし、平和が戻った。
「久しぶりの酒じゃあ! 酒もつまみも、たんと用意しとるぞ! 友よ、今宵は無礼講じゃ。飲み明かそうぞ!」
「馳走になる」
古き龍ゼルシウスは豊穣神アデルにとって、頼りになる相談相手であり、親しい友人でもあった。世界に平和が戻ったことを祝い、アデルは助力してくれたゼルシウスの労をねぎらうために、酒宴を用意したのだった。
文字数 5,826
最終更新日 2023.01.15
登録日 2023.01.12
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