ライト文芸 父と子 小説一覧
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ふざけんな! バカヤロウ! 〜理不尽な世界で、息子の背中に自分の夢を託し続けた父親~
「ふざけんな! 父子家庭で金も無いのに、一体誰が洗濯やると思ってんだ!」
小六の冬、理不尽に野球を奪われた「俺」の胸に残ったのは、いつまでも消えない黒い怨念だった。
――絶対に、俺は自分の子供にこんな思いをさせない。
少年野球のひいき、人数不足による合同チーム、そして理不尽な指導者。次々と立ち塞がる壁を、父親の狂気とも言えるバックアップと、息子の圧倒的な努力でねじ伏せていく。
中学での4番エース、高校では打率5割を超える最強のバッターへ。しかし、高校1年の冬に負った右肘の故障が、静かに親子の歯車を狂わせていく。
そして、高校二年の冬。暗いリビングで息子が静かに告げた。
「父ちゃん。俺、野球辞めるよ」
理解不能。誰の責任だ。誰を責めればいい。
行き場を失った怒りの果てに、父親が目にした本当の絶望とは。綺麗事一切なし、大人のエゴと親子の呪縛を描く、衝撃の人間ドラマ。
2
サンタはいないと気付く日に
鷲巣忠隆(わしずただたか)は安土桃山期の武将である。
九州釜崎藩の初代藩主に仕えて武勲をあげ、死後は樅木神社(もみきじんじゃ)に神として祀られた。
時は流れて2021年。樅木神社は過疎化の波に寂れ、宮司の健さんこと白神健一郎(しらかみけんいちろう)がひとり祭祀を守っていた。
だが冬至の祈祷の最中、健さんは脳梗塞で倒れ帰らぬ人となる。
祭神である鷲巣は、健さんと最後の別れをするべく、黒猫の身体を借りて葬祭センターへと向かった。
12月24日、市中がクリスマスイブに沸く日であった……
※第7回ほっこり・じんわり大賞にエントリーしています。
※作中に登場する人名・地名・家名・施設名等はすべて架空のものです。
※表紙画像: 写真AC コロプコロ様 https://www.photo-ac.com/main/detail/2038637
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