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現代日本は東京下町のボロアパートに住む男と少女が2人……
男の名は「アダム・アルマン」……古代からナポレオン時代までの武具を具現化できる異能者。
少女の名は「清水朱音」……「金属細胞」「火薬細胞」などの「超人細胞」を操る異能者。
2人は日本政府、ひいては国連に雇われた「犯罪者を狩る死刑囚」……!!!
―ロマンティックハードボイルドバイオレンスアクション開幕―
この作品は小説家になろう、カクヨム、アルファポリスに投稿しています。
登録日 2019.08.15
□作品紹介□
むかしむかしってほどじゃない、ほんのちょっと前。あるところに一人の女の子がいたんだ。
彼女は優しくて、賢くて、強い子だったけど、ひとつだけ大きな問題があった。そのお陰で、彼女にはずっと、友達といえる友達がいなかった。
ある日のことだった。隣の家の前に、一人の男の子が立ちつくしていた。いつもは見かけないから、多分、お父さんお母さんが家にいなかったか、鍵を忘れちゃったか、あるいはその両方なんだと思う。
迷った。話しかけてどうするんだ、とも思った。そんなことをしたってどうせ、とも思った。
それでも、彼女は話しかけた。手を差し伸べた。少年は今にも泣きそうな顔を必死に崩さないようにする。きっと相当心細かったんだろう。話しかけてよかった、そう思った。
それから彼女には一人の友達が出来た。なんの問題も起きない、幸せな関係。だけど、そんな時間はすぐに音を立てて壊れていった。
むかしむかしってほどじゃない、ほんのちょっと前。あるところに一人の女の子がいたんだ。
彼女は優しくて、賢くて、強い子だったけど、ひとつだけ大きな問題があった。そのお陰で、彼女にはずっと、友達といえる友達がいなかった。
だけど、そんなひとりぼっちの時も過ぎて、彼女は今、ちょっとだけ人とは違う、けれど大半はごく普通の人生を送っている。あの日のことは忘れて。これからもずっと。そのはずだった。
ある日、誰かが言ったんだ。世界を変えるのは意思の力だって。
これは、そんな意思の力で、どこにでも広がっている醜いセカイが、美しくなる。そんな御伽噺。
登録日 2020.02.09
同じ高校の面識の無い同級生、滝乃水流花《たきのみず るか》が非行少女になったらしいと双子の妹に聞いた野波鱗太郎《のなみ りんたろう》は、彼女の奇行と容貌に思い当たる節があって、会いに行った。
滝乃水流花が魔物に取り憑かれていることを見抜いた鱗太郎は、本性を現した魔物・メデューサと戦闘になり、自分の中に流れる竜の血統の力を用いてかろうじて制圧する。
だが流花の中に巣くうメデューサは、やがて身も心も食い破り、完全に入れ替わりを果たしてしまうのだという。
自分の力では流花からメデューサを取り除くことが出来ないと悟った鱗太郎は、自分と遠い血の繋がりを持つ竜種、エメラルドドラゴンに助けを求めることにする。
流花との面会から内実を見抜いたエメラルドドラゴンは、鱗太郎とメデューサに全力で戦うことを命じる。自分は手を出さず、メデューサが勝てばそのまま見逃してやるとの条件で。
果たしてエメラルドドラゴンの真意とは。
これは、その強さと美しさから「宝石竜」と称される最強の竜種の一頭、エメラルドドラゴンと、その縁と力を持つ野波鱗太郎、思いがけず魔物と関わりを持ってしまった少女達と、エメラルドドラゴンが気に入った人間達に時折押し付ける、いや説諭する至言「竜の十戒」にまつわる物語である。
登録日 2020.07.19
『壱場 あらすじ』
前編、【竜の一族 降天の巫女編】 からおよそ半年後、
ようやく暖かくなった春の日に吉右衛門は顔に刀傷のある鎌田政光に仕事の依頼を受ける。
依頼内容は、鎌田の主人の奪還。
その、奪還作戦の相棒として吉右衛門につけられた男は、以前に静華に絡んだ弁慶。
弁慶は、静華の戒め通り、正業に就くためにいくつかの職を転々としていたらしいが、今は鎌田の主人の郎党になっていた。
捕らわれた主人の名は、源九郎義経。
弁慶とともに主人が捕らわれている山腹の寺に偵察に行くと、突然、篠笛の音とともに雷撃を食らう。あきらかに降天の巫女の力。静華は巫女の力を失ったと言っていたが……別な誰かと言うのか?幸いにも竜の加護で難を逃れた二人だが……
EP2 竜の一族 偽りの残滓編
全八場、中編読みきりシリーズ第二弾開始。
毎日10時過ぎ更新
登録日 2021.01.03
コポコポという音が、静かなジャズを邪魔しない程度に奏でられている。
利益面からすれば不安になるが、姦しい声に煩わされることなく、コーヒーの香りを全身に染み渡らせる瞬間がたまらなく好きだ。これまでになく心地よく落ち着く瞬間は、たった一人の少女によって崩されることになった。
登録日 2021.05.13
村が襲われる3年前ー ハヤトの住む平和で平凡であるが、幸せな村にある教会。 そこに1人の女性ナナが村にやってきて教会で働きはじめた。 ナナはすぐに村に馴染み、みんなから慕われるようになる。 ハヤトなどの子どもの面倒見よく、子ども達からも人気があった。 しかし、あの日の襲撃により、そんな幸せな村が壊されてしまった。 村のたった1人の生き残りであるハヤトは復讐を誓い、友と旅にでる。
登録日 2016.02.10
人々に恐れられる冥府の王、ハーデス。
しかし彼はその苛酷な環境、薄暗い雰囲気に疲れ、すっかり神殿に引き持ってゲームとかやっていた。嫁も冬にしかやってこないし……。
そんな主人を見かねて、ケルベロスは彼を外に連れ出そうとするが……やっぱり無理ですよね?
登録日 2016.08.24
俺が所属していた盗賊団が壊滅した。それを行ったのはたった一人の幼い少女だった。だが、そいつは隠れていた俺の存在には気がつかず、俺以外の連中を倒し終えた瞬間に魔力切れでぶっ倒れた。当然犯した。逃げられないように拘束して、十時間以上ぶっ続けで。
行為の後、俺の頭に声が響いた。
『魔道書との契約が完了しました。マスターには情報の閲覧権限が与えられます』
その声を聞いたオレは前世の記憶を思い出した。同時に、この世界が前世でプレイしたことがあるエロゲーと同じであることを理解した。
登録日 2016.09.28
ここは剣と魔法のファンタジーな世界のとある田舎の小さな教会兼孤児院に派遣されたシスターさん話。
ある日、いきなり謎の魔族に教会を襲撃され、気がつくと子供達や村が全滅しシスターさんは魔族にされてしまったのです。
とにかくシスターさんは通信手段がないためにシスターさんは一人で報告するために長い距離を旅を始めるのでした。
しかし最初の町についた時ある異変に気付く、シスターさんはなぜか人の見分けが付かなくなっていた。
登録日 2017.04.18
うっかりビルから落ちて死んでしまった僕は、目が覚めると無限の魔力を持つ少年、マオ・リンドブルムとして転生していた!
待っているのは王国魔術師としてのエリート人生……と思いきや、あまりに強すぎる魔力を持ってしまったばっかりに、魔王と勘違いされてしまうことに。
魔王誕生の予言の日と僕の誕生日が一緒? 名前が魔王っぽい? いやいや、そんなの偶然だから!
人間たちから追われる身になった僕はひたすら逃げ続け、やがてかつて魔王が住んでいた城へとたどり着く。
「お待ちしておりました、魔王さま」
そこで出会った魔物もまた、僕を魔王扱いしてくるのだった。
よしわかった、そこまで言うんなら僕が魔王として世界征服してやろうじゃないか!
まずはこの汚い魔王城を掃除して、ライフラインを復旧して、畑を耕して――
課題は山積み、でも魔王ってのも割と楽しいもんで。
変な魔導書や沢山の仲間や可愛い女の子やらに囲まれながら、かつて栄えたという魔物の王国は少しずつ復興していく。
こうして、新たな魔王による割と平和な世界征服は始まったのであった。
登録日 2017.05.22
都市伝説。それは、一人の人間の小さな願い。あるいは、たくさんの人間の願望の集合体。
子供のように無邪気な彼ら彼女らは、自分の欲望に忠実で、誠実だった。
自分のために今を生きる人間達は、いったい何を生み出すのか――
『小説家になろう』にも投稿している小説になっています。よろしくお願いします。
登録日 2017.11.27
日本のある一軒家に、音楽活動をしたり絵を描いたりする事が非常に大好きな高校生『上村音矢(うえむらおとや)』が住んでいた。
そんな彼はある日、いつも通り寝る間を惜しんで音楽を作っていた時に眠気に勝てずに寝てしまい、目が覚めると何故か家ではない場所に居て、更に友人との共同制作小説の吸血鬼少女に理不尽な理由で転生した事を知り、憤慨する。
しかし、四の五の言ってても仕方ないと諦め、転生した異世界で趣味の音楽と絵を楽しみながら生き抜く事を決意したのだった。
これはそんな彼が何故か色々な出来事に巻き込まれたり、時には自分から首を突っ込んだりしてそれを乗り切りながら、全力で趣味を楽しむ物語である。
登録日 2020.01.20
隣室に引っ越してきた緑川さん一家。美人の奥さんに、無愛想で顔色の悪いご主人。2歳になる留美ちゃん。次第に泣き声が聞こえるようになる。(第14回銀華賞・佳作作品)
登録日 2022.06.22
小五のコナラは朝食を食べていたら
母に神妙な顔つきで話す
「実はオレ、きのこ帝国の密偵なんだ」
摩訶不思議なきのこ世界にご案内します!
主人公 兄 佐藤コナラ
母 佐藤有希子
弟 佐藤クヌギ
ポルチーニさま(帝)
シイタケ皇后
側近エリンギ
舞茸将軍
ポルチーニ家
トリュフ家
マツタケ家
登録日 2022.11.30
魔女狩りの横行していた暗黒の時代、突如として黒竜が現れ、北方王国が陥落する。古代の魔物の復活を機に、神族の土地アルカヌムに各地の使者が集うこととなった。その行き着く先とは果たして――。 ※当作品はフィクションです。史実から一部要素を借りてはいますが、あくまでファンタジーですので、その点はご了承ください。 ※冒頭から暴力(を匂わせる)描写、死亡描写(処刑シーン)がありますのでご注意下さい。
登録日 2023.09.12
のどかな小国・マージュの第一王子である俺はある日、母から結婚が決まったことを告げられる。
その相手として見せられた娘の姿絵は――――なんだこの格好は! 母上は俺をからかっているのか!?
甘いもの好きな王子エルクと、人見知りの激しい元・姫ライラとの、結婚から始まる恋愛話。
登録日 2015.02.22
異世界を救うためにクラスごと召喚された料理好き高校生ハヤト。クラスメートが戦闘でチートな『適職』を有する中、彼の適職は異世界でもありふれた『料理人』だった。
仕方なく日本の食事は異世界でもウケるかもしれないと考え、クラスメートの女の子と食堂をはじめる。何とか店も軌道にのって繁盛しはじめた、そんな時に……。
これは後に異世界を救い伝説となった料理人ハヤトの物語である。
登録日 2015.03.26
「俺は、王位が欲しい訳じゃない」
時は、万歴(マンリョク)四十二(一六一四)年、光海君(クァンヘグン)治世下の朝鮮。
先年、謀反の旗印に担ぎ上げられた咎により、王弟の身分を剥奪され、江華島(カンファド)に流刑となっていた永昌大君(ヨンチャンテグン)ことイ・ウィは、流刑先の家に火を掛けられ、焼き殺される。
彼の暗殺は伏せられ、表向きには病死として、報せがもたらされた。
それから六年後。
朝鮮北部にある義州の役所付近で、殺人事件が起きる。
現場にいたのは、凄絶な美貌を持つ少女。しかし、その正体は、六年前に記憶を失った少年、イム・シアだった。
シアは、父イム・ヒギルと共に、朝鮮八道を転々とする生活を送っていた。自分が何故記憶を失ったのか、何故世間から身を隠し、性別を偽って旅を続けねばならないのか、全く分からないまま。
けれどもある日、森で野宿していたところを夜盗に襲われ、炎の中を逃げ惑う内、失われたシアの記憶が突如蘇る。
記憶と平穏な生活を奪った者達に報復を誓うシアだったが、都へ戻ろうとした時、殺人容疑で指名手配されて……!?
意思とは無関係に王位継承争いに巻き込まれ、殺され掛けた少年の、超長編時代劇報復アクション、開幕!
登録日 2015.05.11