心が壊れる 小説一覧
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「お姉様って、勉強と戦いと結界を張るしか取り柄がないのね」
「そうね。訓練も欠かしていないから、今ここで貴女を殺す事もできるわよロイリーエ。
殺されたくなかったら、財布の中身置いて逃げ帰りなさい」
「ぎぃやぁぁぁぁ!痛いぃぃ!辞めてお姉様!ごめんなさい!ロイリーエが悪かったわ!」
はぁ?”やれるものならやってみなさいよ”と言ったのは貴女よねロイリーエ。
今更謝っても辞めるわけがありません。
「ロイリーエ!!お前のように!!実の妹を殺したひきこもり聖女には婚約破棄を告げてやる!!」
「はぁ?」
家族に虐げられ続けた私は学校にも行かずひきこもるようになりました。
無実の罪で婚約破棄された私は心が壊れ、部屋の中で壊れた心のまま過ごすようになりました。
今まで努力しかしてこなった私が心が壊れひきこもっているのです。
いつかイケメンが私を助けてくれるでしょう。
私の壊れた心も治してくれるでしょう。
それまで、私はひきこもります。
「部屋から出て来て助けてくれ!!俺様が悪かった!!
聖女カテリーナ、お前の結界は必要だった」
「はぁー?それ私に関係あります?
私の家には結界を張ってあるので、家の外がどうなろうと私には関係ありませんよね」
「『ひきこもり聖女』貴方がそう言ったのでしょう王子。貴方の言葉通り、
私はひきこもり聖女なので、このままひきこもっておくわ」
文字数 4,600
最終更新日 2021.11.06
登録日 2021.10.24
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「ハエルア、お前の幼馴染の婚約者のアラヤム貰うから」
お兄様はそう言って本当に私の幼馴染の婚約者のアラヤムを奪っていきました。
「ハエルア、俺は真実の愛に目覚めたんだ。
驚かないで聞けよ。
俺が本当に愛しているのはお前のお兄様のピライロだったんだ。
婚約破棄してくれないか」
あの時、私の心は壊れてしまいました。
お兄様もアラヤムの事も殺しておきましょう。
私の心を壊したお兄様とアラヤムを殺して何が悪いのでしょう。
先に私の心を壊したのは貴方達ですよ。
「お姉様〜またドレスを買ってもらったわ〜。あら〜お姉様は何も買ってもらえなかったのね〜。
まぁしょうがないわね〜。お姉様のようなブスに似合うドレスなんて存在しないものね〜。
お姉様は何を着てもどうしようもないぐらいブスだものねぇ〜。やーいブース。
お姉様〜お姉様の何かを頂戴〜。
マミエルはドレスを買ってもらったばかりで〜お父様お母様に何でも買ってもらってきたけれど〜
まだまだ欲しいわ〜。
お姉様から何かを奪うのは楽しいもの〜。
でも〜もうお姉様から奪うものって何もないのよね〜。
お姉様の婚約者のティーカスかしら〜。
流石にティーカスはいらないわね〜。
それだと〜もーお姉様から奪うものって何かあったかしら〜。
後は〜お姉様の命ね〜。お姉様の命を頂戴〜」
「ハエルア、お前に婚約破棄を告げてやる」
私、2回も婚約破棄をされるのですね。
ははは、でももう私の心はとっくに壊れています。
なので、悲しいなんて感情よりすぐに殺そうとしてしまいます。
「心が壊れたお前に婚約破棄を告げるなんてすまない事をした。
お前はもう一度婚約破棄されてるんだものな。
俺様が悪かった。金か?金なら払う。だから許してくれ」
「はぁ?お金で私の壊れた心は治りません」
「今更助けてくれと言われてももう遅いっ!」
文字数 4,859
最終更新日 2021.10.08
登録日 2021.09.20
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