自警団 小説一覧
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件
1
突然のリストラで妻と娘に家を出ていかれた中年フリーター、安堂伊知郎。
ある日コンビニで晩飯を買うためレジに並ぶと、小銭が足りないことに気づく。
もたついた伊知郎に差し出される、五円玉。
誰が代わりに払ってくれたのかわからぬまま、頭に響く安藤家の家訓。
借りたものは返せ。
僅かに見えた背中を頼りに伊知郎の”返し”が始まるのであった。
一方で、真盛橋羽音町では学生を狙ったクスリの売買が増加しつつあった。
売人狩りを趣味と謳う佐山勝は、女子高生が購入する現場に遭遇し、クスリの売人である二人組を追いかけて──
真盛橋羽音町で巻き起こるヤクザ、警察、自警団の己が信念をかけた大乱闘群像劇。
文字数 239,443
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.01
2
兄妹揃って悪の組織に所属しているウィルとレイは、新人隊員の指南役。
休日は事件のニュースを見て、お出掛けして、そして時折、ヒーローに絡まれる。
──悪人にだって事情がある。だが決して彼らは”善人”ではない。
文字数 53,871
最終更新日 2024.03.15
登録日 2024.01.26
3
かけがえのないこと。
友情という幻想に浸る、
無限とも思える有限の時間。
新芽のように匂い立つ、
太陽に向かってのびる生命力。
一人ひとりが必ず持って生まれた、
生まれてしまった唯一の魂。
それは二度と戻らず、
二度と戻れない。
二度と、戻れないのだ。
大いなる力にともなうのは、
大いなる責任などではない。
加減なき理不尽。
血と責苦の一方的な権利。
嘆きと叫びへのいびつな性欲。
それでも明日を見て
彼女と彼は、
力強く生きていく。
過去となったすべてを、
排泄物のように流し去って。
大きな木陰のような、
不公平な家族愛に抱かれて。
人は決して、
平等ではないのだ。
温もりのなかにいる権利は、
誰もが得られるものではない。
それを知るまで、
いや知ったあとでもなお、
残酷な青春はつづいてゆく。
残酷な世の中への、
入口としての顔、
その出口なき扉を隠そうともせずに。
文字数 192,209
最終更新日 2022.06.20
登録日 2022.02.04
4
皆があなたに抱かれたいと言う…私は違う!!その逞しい体を…組み敷き…ぶち犯したい!!叶わぬ夢だと理解している。だから今日も想いを形にして紛らわすんだ…。※後日談3.4話ほど更新予定です。
文字数 15,597
最終更新日 2022.04.08
登録日 2020.10.05
5
とある理由により自警団"茨"として日々奔走する青年。…しかし彼には自分でも知らない秘密がある。それは彼の大きな力であるにも関わらず…。
文字数 48,803
最終更新日 2022.03.17
登録日 2022.02.25
6
国王に使える人狼族の長になったばかりの青年はとある領地に視察に向かった。そこで番の匂いのするポンチョコートのフードを常にかぶる魔法を使う少女とであった。
彼女は自警団を率いる活発な娘。人狼の青年は少女と出逢い番にしたいと強く思うのだった。
文字数 21,259
最終更新日 2020.10.09
登録日 2020.09.10
7
自警団を辞めて義賊になった青年リアム。自警団の元同僚達から逃げながら、彼は悪人の悪事を白日の下に晒していく。
そんな彼を捕まえようとするのは、彼のかつての相棒である女副団長。リアムの義賊行為を認めるわけもなく、彼女は容赦なく刀を振るってくる。
追われる義賊、追う副団長。
果たして義賊は元相棒に捕まってしまうのだろうか?
※『カクヨム』『小説家になろう』でも投稿しています
文字数 101,988
最終更新日 2020.02.08
登録日 2020.01.24
7
件