「五日市」の検索結果
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仙台藩の下級武士の子として生まれた千葉卓三郎は会津戦争に出征し九死に一生を得たが、賊軍となったため放浪の途につくことになった。
やがて小学校教員として五日市町(現東京都あきる野市)にたどり着く。
そこは踊りつがれてきた三匹獅子舞を軸に民衆が深く結びついた集落だった。
時は自由民権運動真っ盛りの頃。
卓三郎は仕事のかたわら地元の若者が集う勉強会に参加し、ともに憲法草案を作り上げていく。
一方、この町で美しい巫女、理久と出会った。
不幸な生い立ちを背負いながらも明るい理久に惹かれていく卓三郎。
だが理久には忘れられない男がいるようだった。
日本国憲法にも匹敵する民主的な憲法草案を作り上げた若者達の友情と情熱、恋を描く。
文字数 129,199
最終更新日 2019.04.21
登録日 2019.04.03
人間及びドーベルマンと狼の遺伝子が交配され
生まれた、獣人・シリアルナンバーA99は、逃亡の
途中、研究所の警備員に追い詰められ自ら崖下の川へ
身を投じた。
しかし、その川底ではブラックホールのような
漆黒の渦がA99を待ち構えていて ――。
A99が次に目を覚ましたのは現代の東京で、
何故か人間の姿に変化(へんげ)。
そして1人の男と出逢い……。
【核となる登場人物】
・ユーリ(悠里)
主人公。推定年齢・15才~18才。
属性:アルビノ。
日本政府がDNA(遺伝子)研究の為、
秘密裏に直轄管理する施設で生まれ育った。
仮名・シリアル№A99。
人間及びドーベルマンと狼の遺伝子が交配され
生まれた、獣人族。
元々、繁殖用と性処理に開発された亜種なので、
雄としての外性器(陰茎・睾丸)も
陰茎を挿入するための雌の生殖孔(膣)そして、
子供を孕み育てる子宮も備えている。
雨の日、清貴に拾われ彼との共同(同棲?)生活が
始まる。
・柊 清貴(ひいらぎ きよたか)35才。
警視庁・五日市警察署・駅前交番詰めの
お巡りさん。交番所長。階級は警部補。
その年の国家公務員総合職試験をトップ通過した
キャリアなので、当人さえその気があれば
立身出世も夢じゃない。
肝心の清貴自身は一生”交番勤務”で終わっても
(定年を迎えても)いいとさえ思っている。
自宅マンションのゴミ置き場で眠っていた
シリアル№A99と出逢い、緊急保護してしまう
ような所からも分かる通り
”困った人を捨て置けない”無類のお人好し。
一緒に生活し始めた当初は”ポチ”と呼んでいたが
その後【悠久の悠に里と書いて悠里】と名付けた。
実は、ユーリ(シリアル№A99)やロイが
強制収容されていた特殊遺伝子研究所を政府から
買収した医療法人”誠和会”名誉会長の妾腹。
文字数 11,723
最終更新日 2020.03.18
登録日 2019.03.19
仙台藩の下級武士の子として生まれた千葉卓三郎は会津戦争に出征し九死に一生を得たが、賊軍となったため放浪の途につくことになった。
やがて小学校教員として五日市町(現東京都あきる野市)にたどり着く。
そこは踊り継がれてきた三匹獅子舞を軸に民衆が硬く結びついた町だった。
時は自由民権運動真っ盛りの頃。
卓三郎は仕事のかたわら地元の若者が集う勉強会に参加し、憲法草案を作り上げていく。
一方、この町で美しい巫女、理久と出会った。
不幸な生い立ちを背負いながらも明るい理久に惹かれていく卓三郎。
だが理久には忘れられない男がいるようだった。
明治初期に作られた日本国憲法にも匹敵する民主的な憲法草案。
取り組んだ若者たちの熱意、友情、それから恋を描く……
登録日 2019.04.03
Web小説で本格時代小説を……。
新選組が結成されるはるか前、永倉、土方、斎藤は、すでに出会っていた。幕末を駆け抜けた男たちの青春が交差する。
永倉新八の前半生の詳細は、ほとんどわかっていない。自身による短い記述のほかは、なにひとつソースが存在しないからだ。その空白部分を、史実をちりばめながら、嘘八百のエンターテイメントで再構成するのがこの物語のテーマである。
歴史の空白部分に、架空の事件を織り交ぜつつ、要所は史実で固めた新しいタイプの時代小説。目指すは『鬼平犯科帳』のような、直球ど真ん中のエンターテイメント時代小説だ。
登場人物、時代背景、事件は、なるべく史実に則して、その他大勢の登場人物にも、なるべく実在の人物を配している。架空の人物についても、時代背景から逸脱しないよう心がけた……つもりだ。
また、一般的には、ないがしろにされ、あまつさえ侮蔑の対象とされている清河八郎、根岸友山といった人物を、きちんと描いてゆけたら。と、考えている。
時代考証、武術考証、地誌については、とくに注意をはらい、府中、立川、日野、八王子、五日市などの郷土資料館、図書館に通いつめ学芸員さんや司書さんには、大変お世話になった。村絵図など、貴重な史料を見せていただいたことに感謝する。八王子の郷土資料館で写させていただいた当時の絵図は、舞台設定の基本資料として、活用させていただいている。
また、なるべく実際に現地に足を運び、登場人物と同じ道を歩いてみた。日野や甲州道中などは数十回通っているが、間違っていることもあるかもしれない……。
もちろん、女子高生がタイムスリップしたり、現代剣道のチャンプが幕末の志士より強かったり、気がついたら転生してたりしないし、新選組隊士のなかに女の子が紛れこんでいるのに誰も気がつかない……などという、ファンタスティックな出来事も起こらない(それを否定するわけでは決してない。どんな物語があってもよいのだ)。
この物語に出てくるのは、我々と同じように、悩み苦しみもがき、それでも自分の信じる未来に、真剣に向き合う男たちである。
以前、エブリスタではじめた話だが、8割方書きあげたところで放置しているうちに、パスワードを失念。ログインできなくなり、そのまま放置するのは惜しいので、現在サルベージしながら(酷い文章に辟易しつつ)推敲作業ならびに、大幅な加筆修正ををすすめている。
なお現在カクヨムでも更新中。
文字数 247,136
最終更新日 2019.05.14
登録日 2019.02.22
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