「母になる」の検索結果
全体で28件見つかりました。
世界を管理する女神は困っていた。邪神が異世界から魂を呼んで一人の娘に受肉させ、更には厄介な強力な魅了の力を与えたからである。
魅了の力を与えられた娘は国の中枢を担う王太子や貴族令息達を次々と篭絡していった。
女神は勇者の祖母になるべき運命である、王太子の婚約者である令嬢に加護を与えて抵抗するも――魅了の力は強く、令嬢は断罪されてしまう。更に悪い事に、彼女は魂の死を迎えてしまった。
本来ならあるべき婚姻が結ばれなければ、未来の勇者が生まれなくなってしまう。女神はやむなく邪神と同じ手段を取る事にした。即ち、異世界からの魂を呼び、その令嬢に受肉させる事を。
文字数 4,914
最終更新日 2020.10.14
登録日 2020.09.22
只今、改正中でございます。
7月中にバージョンアップして公開していくので、お待ちください。
「公爵令嬢であるシャメルを蔑ろにし、どこの馬の骨かも分からぬ男爵令嬢と恋仲だと!?ふざけるなっ!?」
王である父や、母。
かつての婚約者であった公爵令嬢のシャメル。
そして、義父母になる筈だった公爵家当主と夫人。
そして、俺の隣には男爵令嬢であるメリンナ=アイリーン……なんか最近、付き纏ってくるやつ。
「この場を持って宣言する!
男爵のアイリーン家を持領へ謹慎する。
そして、第三王子であるゼンは王位を剥奪し、国外追放とする。」
「……はぁ、分かりました。謹んでお受けいたします。」
もともと王子なんて柄じゃないし、流されてここまで来たんだ。
____これからの時ぐらい、自分で動き始めてもいいよな。
これは、日本で生きた前世の記憶を持つファンタジーな世界で生きる第三王子の話である。
内容が気に入らなかったので、やり直しました。ご容赦くださいませ。
文字数 1,535
最終更新日 2017.09.30
登録日 2017.09.25
ミカヅキは泣くように笑っていた。
二十歳の母になるのかもしれない、と言って。
僕はグラスの表面に付着した水滴を指で拭った。
カラン、カラン。
ミカヅキが頼んだアイスコーヒーの氷たちが鳴いた。
僕はそれでも顔を上げなかった。顔を上げたら、ミカヅキの目を見なくてはいけなくなるから。
だから、また、グラスをつたう水滴を拭う。
先ほどまでその中にあったカフェオレはもう既になくなっている。
冷たくて、寂しくて、切ないような水滴は、まるでミカヅキの涙みたいで。
当の本人は一滴も流していないというのに、僕はまるでミカヅキの涙を拭っているような錯覚に陥る。
「ねぇ、どうしたらいい」
文字数 2,130
最終更新日 2023.09.03
登録日 2023.09.03
男装趣味のオタクの私は、
友達をかばって死んだ。
目が覚めたときには、知らない場所、知らない世界...
さらには、目が見えない、声もでない
あげくのは手に殺されかける。
そんな私を助けてくれたのは、
幼い少女。
少女の村には、親をなくした子供たちがたくさん。
なら、私が親になってあげる!
文字数 3,449
最終更新日 2019.10.03
登録日 2019.10.03