「芝生」の検索結果

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七瀬晴海。高校三年生になったばかりの春、M美術館の芝生広場で眼下に広がるS灘と果てしなく大きな青空を見つめながら、「魂が青い海を渡って、空へと溶けてくみたいだ」と呟いた。ふっと気がつくとすぐ近くで、全く同じ言葉を発している一つ年下の星野蒼子がいた。自分と同じ思いを持つ二人。人間は天にいる時には男女一対で背中にくっついているが、地上に降りる時に切り離される。背中についていた「魂の片割れ(ツインレイ)」を探し求めて人は愛するのだと蒼子に教えられた。蒼子はがんに侵されていていた。積極的治療を受けず、緩和ケアを選んでいた。晴海はがん患者の壮絶な戦いの様子を聞きながらも、蒼子の「魂の片割れ」として最期まで蒼子に寄り添うことを決心した。
大賞ポイント 1,041pt
文字数 33,156 最終更新日 2024.04.22 登録日 2024.04.06
小森絋望は家族の誰とも似てないことに違和感を抱いてた。 しかも百件を超える就職面接に落ちて。 祖父に救いの手を差し出されて祖父が店主の“小森書店”でアルバイトをすることに。 そんなこんなで恵まれていないのか恵まれているのかわからない日々のなか色々悩んでるときに「自分は小さな神様だ」って名乗るひとりの男性と出会って。 これは“縁結びの神様”が紡ぐ物語。
大賞ポイント 27pt
文字数 27,346 最終更新日 2024.05.22 登録日 2023.11.26
 柔らかい芝生の上で、僕は気持ちよく寝転がっている。僕の横で寝転んでいる君も気持ちよさそうに眠っていた。  これは、僕と君がかつて過ごした穏やかな日々の物語。そして、僕達が失ってしまった日常の話。  ※小説家になろう様、カクヨム様にて重複投稿しております。
大賞ポイント 0pt
文字数 3,877 最終更新日 2024.03.27 登録日 2024.03.27
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