「スクワット 毎日」の検索結果

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ここは魔法が発展したアステル王国。 星の導きにより、国民は必ず『炎・水・氷・風・雷・地・光・闇』の九属性のどれかを宿すことになり、魔法を探究し極めることを生業としていた。更には各属性の頂点に立つ者は"帝"と崇められ、総称【星帝九大魔法師】と呼ばれていた。 そんな中、魔法の名門フェニックス家の次男である僕——リオン・フェニックスは、魔法史上歴代最高の魔力量を保有すると言われ期待されていた。 当然修行なんてすることもなく、チヤホヤされたまま成長し『神星アステル魔法学園』の入学6ヶ月前に行われる、属性測定儀式『星の導』を迎えることとなる。 そこで僕は九属性どれにも当てはまらない——『癒』の属性を宿していたことを知る。 世にも珍しい『癒』属性に、先生や周りの生徒から羨望の眼差しを受けるも、使える魔法はかすり傷が修復できる程度の【ヒール】だけ。 しかもその【ヒール】も一度使用すると、魔力をごっそりもっていかれ気絶してしまうという始末。 当然周囲からは入学前に無能と蔑まれることとなる。 そんな中僕に手を差し伸べてくれたのは——驚くほど全身を真っ黒のドレスに身を包んだ先生だった。 「もし、死ぬ気で這い上がる気力があるなら、私の言う通りにしなさい。今日から睡眠時間は3時間。毎日腕立て、腹筋、スクワット、そして全力で走り続けること。あなたの気絶する【ヒール】を使いながらね」 学園入学までの6ヶ月間。 死ぬ気の修行を行った『無能』な僕は、規格外の成長を遂げて………。 魔法史上初、ヒールしか魔法が使えない魔法師の学園無双が始まる!
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文字数 8,150 最終更新日 2021.12.02 登録日 2021.11.27
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