「代官山」の検索結果
全体で3件見つかりました。
3
件
ここは代々木の体育館。
「一本! それまで!」
剣道の大会が行われていた。
「カッコイイ! 私、強い人大好き!」
クラスメートの猿野楽子と代官山男は剣道大会を見に来ていた。
「楽子、強い人が好きなのか?」
代官山男は猿野楽子のことが好きだった。
「よし! 俺! 剣道やる! 俺は強くなる!」
男が好きな女のために何かをする。ごく普通の志望動機である。それがたまたま剣道だったというだけのことである。
「面白い! 私もやる!」
猿野楽子も剣道をやることにした。
「あなたたちもやるでしょ?」
「うえっ!?」
普通の恋愛小説にならないのが、このシリーズ。このシリーズといって逃げれるところもすごい。便利。
「ねえ! 谷子ちゃんもやろうよ!」
「なんで!? 私も!?」
渋井谷子である。猿野楽子と同じ渋谷高校のクラスメートである。しかし、根暗な谷子が剣道観戦? 学校に友達がいたのか? 詐欺だ! 苦情の電話が殺到するので、なぜ巻き込まれたかを書こう。
2019,1
なろう、アルファ転載
文字数 107,835
最終更新日 2019.03.06
登録日 2019.01.23
裏代官山にある「紡ぎ珈琲館」。そこは、占い師のいる喫茶店として密かに有名だった。様々な女性が恋愛の悩みを抱えて、占い師・月森に会いに来るのを、バイトの瞳は眺める。自分には恋は似合わないと思いながら――。瞳、月森、喫茶店のサブオーナー薫子の三人が悩みを押し殺し、人の幸せを願う、物語。
文字数 6,390
最終更新日 2023.05.06
登録日 2023.04.15
3
件