「渡りました」の検索結果

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恋愛 連載中 長編 R15
 私は大国リオールの王女シリア・リオール。  隣国であるマートラスとの政略結婚のため婚約者を選ぶように言われ護衛騎士のロミルと共に隣国に渡りましたが、  ーーー 一番大切な披露会で前から身体関係を強要されていたマートラスの王子に婚約破棄されました。  え?愛しのセリーナを傷つけたてなんのことですか?私、となりの明らかに愛人の女の人とは初対面なんですが………  そもそも自分は浮気とかしながら、婚約破棄とかよく臆面もなくいえますね………  いやその前に私は貴方となんて婚約した覚えもするきも一切ないんですが!  というかこの王子忘れていませんか?マートラスが大国でいられるのはリオールのおかげであることを………
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文字数 67,197 最終更新日 2017.11.19 登録日 2017.09.30
BL 連載中 長編
「お尻、大丈夫?」  休み時間、きれいなノートをとっていた子が微笑みながら言いました。僕のお仕置きの噂は、休み時間に他のクラスにも伝わり、みんなに知れ渡りました。姉は、何をやっているのと呆れていました。姉も松本先生の教え子でしたが、叱られた記憶はないと言います。教室では素振り用の卓球ラケット、理科室では一メートル定規がお仕置きの定番グッズになりました。  でもいちばん強烈な思い出は、理科室の隣の準備室での平手打ちです。実験中、先生の注意をろくに聞いていなかった僕は、薬品でカーテンを焦がすちょっとしたぼや騒ぎを起こしてしまったのです。放課後、理科室の隣の小部屋に僕は呼びつけられました。そして金縛りにあっているような僕を、力ずくで先生は自分の膝の上に乗せました。体操着の短パンのお尻を上にして。ピシャッ、ピシャッ……。 「先生、ごめんなさい」  さすがに今度ばかりは謝るしかないと思いました。先生は無言でお尻の平手打ちを続けました。だんだんお尻が熱くしびれていきます。松本先生は僕にとって、もうかけがえのない存在でした。最も身近で、最高に容赦がなくて、僕のことを誰よりも気にかけてくれている。その先生の目の前に僕のお尻が。痛いけど、もう僕はお仕置きに酔っていました。 「先生はカーテンが焦げて怒ってるんじゃない。お前の体に燃え移ってたかもしれないんだぞ」  その夜は床に就いても松本先生の言葉が甦り、僕は自分のお尻に両手を当ててつぶやきました。 「先生の手のひらの跡、お尻にまだついてるかな。紅葉みたいに」  6月の修学旅行のとき、僕は足をくじいてその場にうずくまりました。その時近づいてきたのが松本先生でした。体格のいい松本先生は、軽々と僕をおぶって笑いながら言いました。 「お前はほんとに軽いなあ。ちゃんと食わないとダメだぞ」  つい先日さんざん平手打ちされた松本先生の大きな手のひらが、僕のお尻を包み込んでくれている。厚くて、ゴツゴツして、これが大人の男の人の手のひらなんだな。子供はこうやって大人に守られているんだな。宿について、僕はあのお仕置きをされたときにはいていた紺の体操着の短パンにはきかえました。あの時の白衣を着た松本先生が夢の中に出てくる気がしました。
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小説 30,476 位 / 185,522件 BL 7,554 位 / 24,066件
文字数 922 最終更新日 2022.08.14 登録日 2022.08.14
ホラー 完結 ショートショート
 たくみくんは、お母さんと二人で暮らしていました。  たくみくんは小学校一年生になったばかりで、元気いっぱいの子供でした。今は晩御飯の時間です。白米、味噌汁、焼き魚が今日のメニューでした。たくみくんは全部きれいに食べました。 「あらたくみ、よく食べたわね。きっとお魚も幸せよ。」  たくみくんはお母さんに褒められて喜びました。  そこに巨人の子供がお母さんに頼まれて人採りにやってきました。  お、人間が二人いるぞ。お母さんは若い人間を生きたまま連れて来いと言っていたな。よし、あの男の子にしよう。  巨人の子供は人間の家を壊してたくみくんを捕まえました。 「うわーん、うわーん、お母さん、助けて。」  たくみくんは泣き叫びました。お母さんは必死にたくみくんを助けようとしました。巨人の子供を包丁で刺したり必死でした。巨人の子供は、手を包丁で刺されてイラっとしたので、お母さんを潰しました。  グチャッ  これでよし。巨人の子供はたくみくんをうちに連れ去りました。  巨人の家に着きました。たくみくんは巨人のお母さんの手に渡りました。 「いいのを見つけてきたわね。」  巨人のお母さんは巨人の子供を褒めました。  巨人のお母さんはたくみくんをまな板に置きました。たくみくんは泣き叫びながら暴れていました。暴れられて邪魔だったので、巨人のお母さんは手足を切り落としました。  トントントントン。  尚もたくみくんは「お母さん、お母さん。」と泣き叫んでいました。その声もうるさかったので、巨人のお母さんは首を切り落としました。  ストン。  たくみくんは静かになりました。その後お腹を割いて腹わたを取り出し、塩をまぶして焼きました。  おいしそうなご飯ができたぞ。  晩御飯の時間。今日のメニューは白米、味噌汁、焼き人間でした。巨人の子供は全部きれいに食べました。 「あら、よく食べたわね。きっと人間も幸せよ。」  巨人のお母さんはいいました。  完
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文字数 780 最終更新日 2019.12.20 登録日 2019.12.20
恋愛 連載中 長編
 私は大国リオールの王女シリア・リオール。  隣国であるマートラスとの政略結婚のため婚約者を選ぶように言われ護衛騎士のロミルと共に隣国に渡りましたが、  ーーー 一番大切な披露会で前から身体関係を強要されていたマートラスの王子に婚約破棄されました。  え?愛しのセリーナを傷つけたてなんのことですか?私、となりの明らかに愛人の女の人とは初対面なんですが………  そもそも自分は浮気とかしながら、婚約破棄とかよく臆面もなくいえますね………  いやその前に私は貴方となんて婚約した覚えもするきも一切ないんですが!  というかこの王子忘れていませんか?マートラスが大国でいられるのはリオールのおかげであることを………
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登録日 2017.10.04
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