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銀河大戦を終結へ導き、敵から《魔王》と恐れられた英雄アリステラ。
戦争が終わったとき、彼女は自分自身の記憶を失っていた。
家族も、戦友も、過去も覚えていない。それなのに、身体は敵の殺し方を知っている。
休暇中、身分を隠して賞金稼ぎをしていた彼女は、違法競売場で謎の幼い星獣を救い出す。
その一件をきっかけに送られたのは、希少な星獣と問題児ばかりが集まる第十三辺境基地、通称《魔王城》。
そこには、失われた彼女の過去を知る騎士レオンもいた。
星獣を狙う密売組織との戦いの中で、かつて敵を滅ぼすことしか知らなかった英雄は、もう一度、自分の生き方を選び直していく。
殺し方だけを覚えている英雄が、今度は命を守る。
星獣と問題児たちの辺境基地から始まる、ミリタリー・ロマンス・スペースファンタジー。
文字数 45,391
最終更新日 2026.09.06
登録日 2026.08.27
「どうせ裏切られるなら、信じるべきじゃない」
黒い潮と呼ばれる汚染に蝕まれた世界。
かつて裏切られ、家族も居場所も失った天才魔法師セレナは、唯一黒い潮を浄化できる存在として幻の〈ルーメニクス大魔導図書館〉に身を寄せていた。
ある日、図書館の任務のため訪れた北方の町で、セレナは銀の髪と湖の瞳を持つ青年――イグニス・カルフレインと出会う。
イグニスもまた皇帝陛下の命を受け、「黒い潮の調査」を秘密裏に行っていた。
セレナはイグニスから協力関係の契約を持ち掛けられ、渋々その契約に同意する。そしてイグニスのまっすぐな視線と言葉に戸惑いながら、失くしたはずの温もりを思い出していく……。
だが、その出会い――再会は、何度も繰り返してきたことを忘れた世界に再びエラーを刻んでいた。
それは、最後のループの始まりだった。
文字数 99,910
最終更新日 2026.09.06
登録日 2026.08.28
最愛の妹を火事で失った凛は、ある夜、再び火災に巻き込まれ、他人を助けて死んだ。
最後に見たのは、海のように燃え盛る《青い炎》。それは妹を奪った炎と同じ色だった。
死んだはずの凛が目を覚ますと、そこには魔法捜査官を名乗る女――氷月燐がいた。
「……わたしね、あなたに、生きてほしいの」
その願いを受け、凛は氷月の身体を継ぎ――不死身の魔法捜査官に成り代わる。
成り代わりは禁忌のひとつ。
正義の側に立つ限り、その事実は知られてはならない。
しかし、世界の均衡を維持する「理の天秤」に裁かれ、凛は二つの使命を課される。
――背を向けず、選び続けること。
――異端の魔法《青い炎》を終わらせること。
凛は「冷酷無慈悲な大魔導師」を演じながら、相棒・東雲碧惟とともに魔法犯罪を裁き続ける。
文字数 114,213
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.27
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