御者のお仕事。
大陸中を巻き込んだ戦争がようやく終わった。
十三あった国のうち四つが地図より消えた。
大地のいたるところに戦争の傷跡が深く刻まれ、人心は荒廃し、文明もずいぶんと退化する。
狂った環境に乱れた生態系。戦時中にバラ撒かれた生体兵器「慮骸」の脅威がそこいらに充ち、
問題山積につき夢にまでみた平和とはほど遠いのが実情。
それでも人々はたくましく、復興へと向けて歩き出す。
これはそんな歪んだ世界で人流と物流の担い手として奮闘する御者の男の物語である。
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お疲れ様。
まだ、往路なんですけどね。
単に生きてるつもりになってるだけの死に体です。
望み通り切り捨ててやりましょう。
迷わず地獄に堕ちるが良いよ♪
電子制御は不可能でも、人力や訓練された馬型騎獣で機械式にプロペラを回したりするのは歯車とカムとベルトがあれば出来る筈。
あと閃光弾が作れるなら、単なるダイナマイト方式の爆弾製造は簡単ですね。
様は昭和初期までのコンピューター制御ではない機械なら、普通に動かせるのではないかと。
まあ、今のところは関係ない話です。
御者仲間も居ない訳ですし、それなりに腕が立つと言っても所詮は小悪党です。遠慮はいりませんね。
何処までも自分しか見ないなら、見限られても仕方ないねぇ♪
他者がいるから、自分も居るんだよ。
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(*-ω-)
独身だし、多少呑まれた所で必要経費みたいなもんですから。
御者の商売道具を直してくれる相手とは、常に良好な関係で居たいものですからね。
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ま、暫くしたら潰れるね。
下の者に不審を抱かれる様な篩の掛け方をする阿呆は、いつか寝首を掻かれるものさ。
拠点での籠城防衛戦では克己心が肝要。
ともあれ、お疲れ様。
一応、体勢を立て直せたかな。
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