白い花の丘
戦国の世に杉の坊という山伏がいた。近江の山中にて、彼はたまたま行き会った武将を危機から救った。
――それから四百年近く後の昭和二十年。フィリピン・ルソン島の戦場。
何の因果か、彼らの子孫たち(上杉兵長と織田二等兵)が再び出会い、とある丘陵地で激戦を共に戦うことになる。でこぼこコンビの二人は同じたこつぼ壕に籠り、助け合って戦闘するが、米軍の火力は凄まじく彼らの運命は風前の灯に。
そしてその二十数年後、ところどころ白い花の咲くこの丘陵地にてささやかな奇蹟が起こる。
この物語では、二人の人間に巡る不思議な因果の糸を描く。
(全十三話、約二万六千字)
毎日正午に更新、六月七日に完結します。
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鎧下についてご説明ありがとうございます。「鎧の下」と思いっきり勘違いしていました🙈無知は怖いですね。恥ずかしいです。
そしてこちらでも日本軍は悲惨な状況ですね😭
若い中隊長がもうちょっと臨機応変に対応してくれればいいんですが、初めての実戦で大敗必至の戦闘なのにそこまで求めるのは酷なんでしょうね。
おお、コメントありがとうございます。
>無知は怖いですね
いえいえ、全然です。少し記述を再考します。ちなみにこの狙撃自体は史実をモチーフにしております。
>若い中隊長
陸軍は人が多いので、その分いろいろなシチュエーションがあったんですね。記録を読むと運不運がありますし、ひどい指揮官も結構いたりして、なかなかに悲惨です・・・
過去の因縁が子孫たちにどう関係してくるのか楽しみです。
ところで、二騎目の武者が鎧を付けていなかったのに、鎧下の右わきが二か所裂けていたんですか?
おお、こちらもさっそくお読みいただき、感謝でいっぱいです! コメントありがとうございます!
>二か所裂けていたんですか?
はい。要するに鎧を脱いだ状態(=鎧下を着ている状態)で走っていたという想定です。
敗走しているので、なるべく軽くしたかったという感じですね。