ねぇ、俺、可哀想すぎない?〜死なないけど攻撃力がなさすぎる俺、仲間の魔物が有能すぎて気づけば最強でした〜


〜俺は死なないだけで、攻撃力がなさすぎた。
そして仲間の魔物は有能すぎた。〜


異次元空間で生き残った結果――
 ヒマリの回復スキルは、もはや“回復”とは呼べないものへ変わっていた。

 名前はヒマリ。
 見た目は可愛いが、これでもれっきとした男である。

 持っていたスキルは《自己回復(小)》。

 小さな村では少し珍しいが、決して特別ではない。
 どこにでもある、ありふれた能力だった。

 幼馴染のマリーと過ごす穏やかな日々。
 平和で、何も変わらないはずだった日常。

 しかしある日、魔王の赤い雷が世界を焼いた。

 村は崩れ、世界は狂い、逃げ惑う人々の中で――
 ヒマリは、時間の狂った異次元空間へと落ちてしまう。

 そこからすべてが変わった。

 死を覚悟した、その瞬間。

 ヒマリのスキルが暴走覚醒した。

 《瞬間自己再生(極)》。

 その力のおかげで、ヒマリは死ぬことがなくなった。

 だが同時に、ひとつの事実を知る。

 どうやら――
 ここから出るには、魔王を倒さなければならないらしい。

 ……え?

 普通に無理じゃない?

 ――俺、可哀想すぎない?


 不憫な主人公となぜか懐いた、強くて優しい魔物たち。

これは、
死ねない俺と仲間たちが、
失ったものを取り戻し、
やがて世界の真実に辿り着く物語。
24h.ポイント 42pt
452
小説 18,652 位 / 222,231件 ファンタジー 2,980 位 / 51,590件

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