氷結の吸血鬼に太陽を——

そこは、常夜の街と呼ばれるようになったかつての日本。
その街で産まれた少年。北條一馬は生まれながらにして奇妙なものに取り付かれていた。自らを最強の吸血鬼と呼ぶ存在。ルスヴンだ。
姿は見えない。聞こえるのは声だけ。そんな存在を受け入れた北條は願いを口にする。
北條は外の世界を見るために力が欲しいと。
ならば、とルスヴンは自らの願いを叶えることを条件にその願いを聞き入れる。
その時から2人の戦いは始まった。

闇に覆われた街の中で、吸血鬼と人間が相争うSF異能ファンタジー。ここに開幕!!
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