ある日恋が落ちてきて

「俺、SEX下手じゃないです。試してみます?」

 佑(たすく)は三十一歳のゲイ。元カレが女性と結婚して以来、恋愛はリタイアして、定年まで穏やかに勤め上げることだけが人生の目標。

 ある日、東京本社からやって来た二十五歳のやり手営業マン、理央(りおう)に酔った勢いで抱かれてしまう。

 もう恋愛の煩わしさを味わいたくない佑は理央から逃げ回るが、社内でニアミスする度、若い日のようにどきどきする気持ちは隠せない。

 そうこうするうち、クールだと思っていた理王の可愛い一面を知るようになる。
 自分だけがそんな姿を知っていると思っていたのに、他の社員とも楽しそうにしているのを見かけると、佑はなぜか胸が苦しくなって――

…………
余計なサブテクストを組み込みたがるのが悪い癖なので「シンプルに恋愛だけするお話」が自分課題でした。

明らかな年下攻も初挑戦です。(雨さえやさしくも年下攻だけど、一歳差なので)


 そもそも、本当にノートパソコンを広げたまま片手鷲掴みして会議室に向かう人を見て「ふぁー! なんたる雑さ…せっ◯すも下手そう」と思ってしまったのがこのお話を思いついたきっかけでした。あの「俺仕事できるぜオーラ」出してた人も、まさか自分が不当なdisりを受けた上にネタにされてるとは思うまい…ごめんな!

少しでも、楽しんでいただけたら幸いです。

エブリスタ、ムーンライトノベルスにも掲載しています。

※表紙イラスト:もすけ様
有償依頼したものです。禁無断転載。
24h.ポイント 14pt
2
小説 33,265 位 / 223,399件 BL 8,772 位 / 31,020件

あなたにおすすめの小説

ヤンキーDKの献身

ナムラケイ
BL
スパダリ高校生×こじらせ公務員のBLです。 ケンカ上等、金髪ヤンキー高校生の三沢空乃は、築51年のオンボロアパートで一人暮らしを始めることに。隣人の近間行人は、お堅い公務員かと思いきや、夜な夜な違う男と寝ているビッチ系ネコで…。 性描写があるものには、タイトルに★をつけています。 行人の兄が主人公の「戦闘機乗りの劣情」(完結済み)も掲載しています。

おすすめのマッサージ屋を紹介したら後輩の様子がおかしい件

ひきこ
BL
名ばかり管理職で疲労困憊の山口は、偶然見つけたマッサージ店で、長年諦めていたどうやっても改善しない体調不良が改善した。 せっかくなので後輩を連れて行ったらどうやら様子がおかしくて、もう行くなって言ってくる。 クールだったはずがいつのまにか世話焼いてしまう年下敬語後輩Dom × (自分が世話を焼いてるつもりの)脳筋系天然先輩Sub がわちゃわちゃする話。 『加減を知らない初心者Domがグイグイ懐いてくる』と同じ世界で地続きのお話です。 (全く別の話なのでどちらも単体で読んでいただけます) https://www.alphapolis.co.jp/novel/21582922/922916390 サブタイトルに◆がついているものは後輩視点です。 同人誌版と同じ表紙に差し替えました。 表紙イラスト:浴槽つぼカルビ様(X@shabuuma11 )ありがとうございます!

イケメン大学生にナンパされているようですが、どうやらただのナンパ男ではないようです

市川
BL
会社帰り、突然声をかけてきたイケメン大学生。断ろうにもうまくいかず……

マネージャー~お前を甲子園に連れて行ったら……野球部のエース♥マネージャー

夏目碧央
BL
 強豪校の野球部に入った相沢瀬那は、ベンチ入りを目指し、とにかくガッツを認めてもらおうと、グランド整備やボール磨きを頑張った。しかし、その結果は「マネージャーにならないか?」という監督からの言葉。瀬那は葛藤の末、マネージャーに転身する。  一方、才能溢れるピッチャーの戸田遼悠。瀬那は遼悠の才能を羨ましく思っていたが、マネージャーとして関わる内に、遼悠が文字通り血のにじむような努力をしている事を知る。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

必要だって言われたい

ちゃがし
BL
<42歳絆され子持ちコピーライター×30歳モテる一途な恋の初心者営業マン> 樽前アタル42歳、子持ち、独身、広告代理店勤務のコピーライター、通称タルさん。 そんなしがない中年オヤジの俺にも、気にかけてくれる誰かというのはいるもので。 ひとまわり年下の後輩営業マン麝香要は、見た目がよく、仕事が出来、モテ盛りなのに、この5年間ずっと、俺のようなおっさんに毎年バレンタインチョコを渡してくれる。 それがこの5年間、ずっと俺の心の支えになっていた。 5年間変わらずに待ち続けてくれたから、今度は俺が少しずつその気持ちに答えていきたいと思う。 樽前 アタル(たるまえ あたる)42歳 広告代理店のコピーライター、通称タルさん。 妻を亡くしてからの10年間、高校生の一人息子、凛太郎とふたりで暮らしてきた。 息子が成人するまでは一番近くで見守りたいと願っているため、社内外の交流はほとんど断っている。 5年間、バレンタインの日にだけアプローチしてくる一回り年下の後輩営業マンが可愛いけれど、今はまだ息子が優先。 春からは息子が大学生となり、家を出ていく予定だ。 だからそれまでは、もうしばらく待っていてほしい。 麝香 要(じゃこう かなめ)30歳 広告代理店の営業マン。 見た目が良く仕事も出来るため、年齢=モテ期みたいな人生を送ってきた。 来るもの拒まず去る者追わずのスタンスなので経験人数は多いけれど、 タルさんに出会うまで、自分から人を好きになったことも、本気の恋もしたことがない。 そんな要が入社以来、ずっと片思いをしているタルさん。 1年間溜めに溜めた勇気を振り絞って、毎年バレンタインの日にだけアプローチをする。 この5年間、毎年食事に誘ってはみるけれど、シングルファザーのタルさんの第一優先は息子の凛太郎で、 要の誘いには1度も乗ってくれたことがない。 今年もダメもとで誘ってみると、なんと返事はOK。 舞い上がってしまってそれ以来、ポーカーフェイスが保てない。

侵食熱 ―診察室の残響―学生×医師《全12話》

マリ・シンジュ
BL
十二歳の診察室で、精神科の研修医だった新城は、黒く塗り潰されたノートの中に残るわずかな“余白”へ触れた。 「ここは残せ。余白は要る」 その瞬間から、羽生の内部には説明できない熱が残り続ける。 六年後。 主治医として再会した新城は、羽生のリストカットの瘢痕に触れた瞬間、自分の身体制御が少しずつ崩れていくことを知る。 呼吸が遅れる。 指が離れない。 接触の感覚だけが、診察後も神経へ残り続ける。 記録、管理、境界。 本来切り離されるはずだった二人は、呼吸と反応速度だけで静かに侵食し合っていく。 学生×医師 年齢差/年下攻め/男前受け 静かな狂気と身体感覚の侵食を描く、ダーク寄りBL。全12話予定。

魔性の男

久野字
BL
俺はとにかくモテる。学生の頃から、社会人になった今でも、異性問わずにモテてしまう。 最近、さえない同性の先輩に好意を持たれている。いつものことだろう。いい人だから、傷つけたくはないな。 そう、思っていた。