貴方の愛人を屋敷に連れて来られても困ります。それより大事なお話がありますわ。
「早速だけど、カレンに子供が出来たんだ」
隣に居る座ったままの栗色の髪と青い眼の女性を示し、ジャンは笑顔で勝手に話しだす。
「離れには子供部屋がないから、こっちの屋敷に移りたいんだ。部屋はたくさん空いてるんだろ? どうせだから、僕もカレンもこれからこの屋敷で暮らすよ」
三年間通った学園を無事に卒業して、辺境に帰ってきたディアナ・モンド。モンド辺境伯の娘である彼女の元に辺境伯の敷地内にある離れに住んでいたジャン・ボクスがやって来る。
ドレスは淑女の鎧、扇子は盾、言葉を剣にして。正々堂々と迎え入れて差し上げましょう。
妊娠した愛人を連れて私に会いに来た、無法者をね。
本編九話+オマケで完結します。*2021/06/30一部内容変更あり。カクヨム様でも投稿しています。
随時、誤字修正と読みやすさを求めて試行錯誤してますので行間など変更する場合があります。
拙い作品ですが、どうぞよろしくお願いします。
隣に居る座ったままの栗色の髪と青い眼の女性を示し、ジャンは笑顔で勝手に話しだす。
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主人公が誰と結婚したのかやカレンの産んだ娘が父親似の勘違い娘で乗り込んできて一波乱あるんじゃないかな等、妄想で続きが気になりました。
是非、長編で読んでみたい感じです。これからも頑張ってください。
初めまして。
ざまぁもですがすっきりスカッとしました。
気になるのは、結局主人公が誰と結婚したのかな?でした。
でも、それぞれ候補の男性タイプが違うし
サクッと読める短編 だからご想像におまかせします?って作者様のお考えなのでしょうか?
長編にするなら掘り下げたsideストーリーや候補個人的な個別キャラのお話やそれぞれのifバージョンなどあるときっとまた違ったかんぢで楽しめそうですね(о´∀`о)ノと、個人的には思いました(・ω・`=)ゞ
初めまして、スカッとして頂けると書き手としても嬉しいです!
結婚相手は誰を選んでも主人公が幸せになるのは確定しておりましたので、そこはご想像にお任せしてます。
そうですね、短編なので切りよい所で終わらせてますが、長編ならside話等その辺り加えるのも充分ありですね! 第二部的な展開で、誰を選ぶか悩む主人公の姿とか候補者達の猛攻とか、選んだ相手との話とかも書いていたかもしれません。ただ、書き手が色々未熟者故、長編を書き終える自信がないので…今の所短編オンリーになります(* *;)
いつか長編書けるように、精進します!
感想、ありがとうございます。
完結作品をいろいろ読ませてもらっています。
面白くて一気読みしました。
候補だった方々の、婚約者当時の話なども気になります。ジャンが出席したというパーティーの事など、余裕があれば、ぜひお願いいたします。
貴族法は「乗っ取り」ではなく「則り」だと思います。お時間のある時にご確認ください。
面白いと思ってもらえて嬉しいです! 読んで頂きありがとうございます!
候補者達はジャン以外基本ディアナより年上という設定で、候補に残らなかった方もそこそこ優秀でした。その後は祖父母の手回しで、そこそこよい地位の仕事に就いたり良いお嫁さんが出来たと思います。
パーティーでも候補者達は己の立場を理解して王都に行くディアナとの時間を何とか作ろうと色々してました。ジャンは論外でただただパーティーを楽しんでました。そのパーティーで貴族の愛人についての噂話を知ったのかもしれませんね。
誤字報告、ありがとうございます! 修正します。
感想、ありがとうございます。
面白くて一気読みしました!
帰宅したらビックリが待ち構えていたというか。w
ホント、おバカさんの考えることは驚かされるというか、疲れますねぇ。。
ディアナが優秀なので祖父母も安心でしょうね。
あー、誰と結婚したのか気になるー!生殺し状態で終わってしまったー!ww
ツンデレは面倒だけど、かなり優秀ってとこに惹かれますねw
カレンが子供を愛せる人で、なんか救われました。
面白いと思ってもらえて嬉しいです!
ジャンは救いようがないくらいおバカです(笑)
カレンは玉の輿の上に好きな人と一緒になれると浮かれていただけなんですよね。地に足着ければちゃんとまともな感性持っていた女性でしたが、ジャンがおバカであったが為にあんな事に。ある意味ジャンの被害者と言えるかもしれません。
誰を選んでもディアナは幸せになりますので、相手はご想像にお任せします。
感想、ありがとうございます。
登場人物紹介の主人公の説明で、「頭領娘」と書いてあるが、跡継ぎの家付き娘という意味であれば、「惣領娘」というのが正しいと思う。
源氏や平氏のような武士団の長は「頭領」「棟梁」という言い回しをするが、これはあくまで組織の最高責任者という意味で使われる。
分かりやすい説明付きでありがたいです! 修正します。
感想、ありがとうございます。
ジャンとカレンの反省の差が真反対なんですね。
読者のも誰からの手紙なのかはすぐにわかります。
裏切られたと知ったその時のディアナの心境は理解しきれないですけど、結婚し、お腹に子どもが育っている今、カレンの手紙にある後悔、反省、傷付けた相手への謝罪と祈り。そして、名乗れない我が子への気持ち。もしかすると子どもがいなければそういった心境になるのはもっと遅かったのかもしれないし、もしかしたら分からずじまいだったのかも?とは思います。ですからこの手紙を仕舞ったのは嬉しかったのでしょうか。
ジャンは誰より一番自分が大事でした。カレンは自分よりお腹の子が大事でした。責任感の差が真逆の態度となった感じですね。
子供を宿した事で、よりあの時の温情による判断は間違っていなかったのだとディアナは安心し確信した事は確かで、手紙は出産に向けての励みの一つになった事でしょう。
感想、ありがとうございます。
結局、誰と結婚したの?
相手は敢えて書いてませんでした。
候補の三人の誰を選んでも、彼女は幸せになります。
今度登場人物紹介を載せる予定なので、候補三人のちょい情報もそこに書いてます。
読者様のお好みで、相手はご想像にお任せします。
感想、ありがとうございます。
退会済ユーザのコメントです
はっ!Σ(゜A゜) そう言えばそうですね!?
最初に漢字変換してから違和感なくそのまま書いてました…。修正します!
感想、ありがとうございます。
面白くてすいすい読めちゃいました✨
結局、主人公が婚約者に誰を選んだのか気になります( Ꙭ)🌱
面白いと思ってもらえて嬉しいです!
選んだ相手の事は敢えて書きませんでした。
候補三人は性格等がそれぞれ違いますが、愛した女は守る派なので誰を選んでも幸せ確定です。
彼女は愛されて幸せになりました。
感想、ありがとうございます。
とても楽しく読ませて頂きました。有難うございました。
ただ最後に誰と結婚したか、名前がなくて判らなかったのが心残りでした。
楽しんでもらえて嬉しいです!
選んだ相手の名前は敢えて書きませんでした。候補三人はジャンと比べりゃ雲泥の差ですからね!
彼女は大切に愛されて幸せになった。それだけは確実です。
感想、ありがとうございます。
そもそも亡き両親がジャンを婚約者候補に加えた理由は何だったのだろうか?
幼い頃から際立つ才覚があった訳でもなく、容姿が優れている訳でもなく、いくら分家筋とはいえ男爵家の六男なんて政略的な旨味も一切なし。年齢が一緒というだけ。
いくら辺境伯家からの打診でも、ジャンが婿に相応しいかどうかくらい男爵家だって試すまでもなく分かりそうなものだけど。六男に降ってわいたチャンスにすがりたかったのか。
学園には14歳で入学して基本4年間で18歳で卒業。
貴族の成人は16歳。
在学中に身分変わっちゃうって事ですか?卒業までは実家の後見があるから問題はない?
実家に見捨てられたりしたらどうなるんだろうかとか、関係ない事まで想像してしまった。
結婚式のベールの件は私も不思議に思いました。
一部とはいえマントの素材をベールに使うとなると相当重たくなりそうで、それが裾部分となれば頭ごと後ろに引っ張られそう、、どうやって頭(髪)に固定するんだろう、、とか思っちゃいました。
理由はいくつかありますが、同い年であった事と、ボクス男爵家の家系が真面目な気質であった事が決め手でした。両家の両親はまさか調子に乗る余り問題児になるとは思っていなかったのですよ。
学園に通っている間は身分は変わりません、基本的に卒業後に引き伸ばしになる設定ですのでご安心ください。
ベールについて、皆さん真剣に考えてくださり嬉しいです。マント全体でなく一部なら大丈夫だろうと軽く思っていたのですが、無理そうですかね…。ちょっと考えてみます。
感想、ありがとうございます。
最初から最後まで毅然とした態度だったのが気持ちよかったです。
王都(中央付近にある?)と辺境が馬車で3ヶ月とは、とても大きな国なのですね。
中世日本の鎌倉京都間が2週間ほどなことを考えると、舗装されているであろう道で馬車を3ヶ月というのは途方もなく大きな国なんだろうなぁと思いながら読んでいました。
そんな大国の貴族に生まれておきながら馬鹿は馬鹿なんだなぁ…
気持ちよく読んで頂けるとこちらも嬉しいです! ありがとうございます。
国はかなり広い設定でしたので、大国の一つのはずです。ふわっとした世界設定なので、細かい所までは決めてませんが(笑) 歴史も長いので、貴族と言っても真面目なタイプや腐ったタイプなど色々いる感じですね。
感想、ありがとうございます。
テンポよく、ザマァも爽快。
楽しく読みきれる、素敵な作品でした!
ただ、最後の父のマントをヴェールに、の部分だけ、「え、重っ!?」と想像してしまいました。イラストが無いので、イメージが一般的なヴェールになってしまい、作者様の解説を読んでも、ピンとこないのが残念です。
ヴェールは祖母から渡された、母も婚礼で纏った美しいレースを、とか。
当主の証として代々受け継ぐ、父のいつも身に付けていたブローチを、とか。
ベタベタですけど、想像はしやすいかもしれません。
そう思ってもらえるとう嬉しいです、ありがとうございます!
ベールについては、身に纏う物で衣服系に統一したかったので父親はマントの一部を再利用という形にしたのですが、読んでイメージしにくいのは問題ですね…。う~ん、ちょっと考えてみます。
感想、ありがとうございます。
そもそも何でこんな無能の落第生を辺境伯家の離れに住まわせたんだ?
使い物に成らないと解った時点で追い出せば良かっただけなのにしなかった理由も謎だな。
私も書いてて思いました(笑)
とは言え、それだと話が続かないので設定としては、祖父母側はすぐに追い出す案もありましたが、離れの提供を提案したのが主人公からである事、予め提供期間が決められていた事から、放逐するより監視する方向にしたのです。帰郷までの期間=更生する猶予でもありました。
感想、ありがとうございます。
8話の、おじい様が申し入れをしておこうと言った場面で
申し知れをしておこう になっています。
誤字の報告、ありがとうございます。修正しました。
ウェディングベールにマントを作り替えるって、そんな薄手のマントってあるのでしょうか?
マントは普通です。当作品の設定で、結婚式に使われるベール自体が長いので、本来は一枚布で作るベールの足元から下(床を引きずる)部分にマント(モンド家の家紋が金糸で刺繍されている中央部分を中心に使う)の一部を上手に繋げるイメージです。本当はこの辺書いてたんですが、余分な説明かと思ってカットしました。すみません。
感想、ありがとうございます。
はっきり言って、主人公の温情です。
修道院の仕事とは別に、刺繍や絵など得意分野の仕事を割り振られ、売れた金額の一部が返金に充てられる設定です。とは言え、賠償金は到底払いきれるような金額ではないので元々期待されておらず、裁判の際の態度が決め手で温情が与えられました。送られた修道院は訳ありで更生の見込みある人が集められる場所です。
感想、ありがとうございます。
日本人の多くが勘違いされてますが、史実上の爵位では
辺境伯=田舎の伯爵ではないですよ?
王都から見て国境沿いの穀倉地帯や城塞都市などを統括、国境警備などの権限を与えられた地方長官の名称で、日本語が辺境伯だからといって、ヨーロッパのどの国も伯爵とは言ってません。
厳密には爵位ではないけれど、権力的にも、伯爵より上公爵より下で、侯爵相当、国力によっては、国境線が変わってしまわないよう、王が優遇したり下手に出る事も。
実際、独立して大公国になっちゃったケースも?
公爵(王族) Prince
公爵(貴族) Duke
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子爵 Viscount
男爵 Baron
準男爵 Baronet
士爵(騎士爵)Knight
架空の物語ゆえに別にこの通りにする必要はないですが、この作品の中では田舎の伯爵だとするのなら、ひとこと書き加えた方がよろしいかと
とても勉強になりました! ありがとうございます。
侯爵と同じくらいと思ってましたが、その上なんですね。
一応当作品では、国境警備系の権威ある辺境伯という設定です。モンド辺境伯領を田舎と呼ぶのは王都在中の口(と頭)の悪い貴族達ぐらいで、他は立場を重んじ丁重に扱っているという設定でした。その辺り上手く表現出来ておらず、申し訳ないです。後で文章見直しますね。
感想、ありがとうございます。
読ませていただいて、テンポよく途中でうだうだすること無く、最後も主人公がハッキリとお断りをしてビシっと決まっており、とても読みやすくて、面白かったです。
次回作も、楽しみにしてますね♡
そう思ってもらえて嬉しい限りです。とても励みになりました!
感想、ありがとうございます。
あまりにも脳内お花畑過ぎて、説明する側はドッと疲れただろうなwww
貴族なら愛人が何人も居て当たり前とか言ってるけど、居ない人も居るし、居る人は甲斐性ある人が多いんじゃないのかしら??
相当疲れていると思います(笑)
まさにその通りです。愛人うんぬんは彼の思い込みでしかなく、貴族の誇張された噂話を自分の都合良いように改変してただけです。
感想、ありがとうございます。
おもしろいです!主人公が素敵
そう思ってもらえて、嬉しいです!
感想、ありがとうございます。