世界の西の果ての壁
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世界の西の果てには、誰も越えられぬという壁がある――。
ただ、その向こうを、自分の目で見てみたかった。
小島で育った十七歳の青年は、父の形見の剣を携え、大陸へ渡る。
ひと癖ある仲間との出会い。焚き火を囲む笑い声。息もつかせぬ魔物との死闘。
それぞれの願いを胸に、一行は西へ、西へと進んでゆく。
ひとりで始めた旅は、いつしか、誰ひとり欠けてほしくない旅になっていた。
あの壁の向こうを、この仲間と見てみたい。
未知への憧れが胸を熱くする、剣と魔法の冒険譚。
ただ、その向こうを、自分の目で見てみたかった。
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