来年の八月を、君と終わらせるまで

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──居場所なんて求めず、君と関わらなければ助けられると思っていた。

──君がまた追いかけてきて、私を振り向かせるまでは。


 夢香は、恋人の旅人が死ぬという悪夢を繰り返していた。自分と関わるせいで死んでしまうと思い込み、今回こそは関わるのをやめようと決めた。
××回目のやり直しの時、変わらずに旅人が夢香に何度も声をかけてくる。

 失わないために今回こそは関わらないと心に決めた夢香だったが、旅人の必死さと関わってくる理由を知り、つい旅人が死ぬ運命にあることを告げてしまう。

「今、一番夢香が望んでることはなに?」一番の願いを口にした時から、二人で生きるための本当のやり直しが始まる――

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