オーパーツ? (1話読み切りSF短編集)

本当にこれが、そう?」

「そうだ、たぶん」

「じゃあ、割るぞ、セーノッ」

 刃物を当てた瞬間、パッカーンと何かが飛び出した。
 なんと、可愛い女の子だ。

「ドワーッ、ちょっと、あんたら正気か? 普通、こんな金属に刃物で挑まないでしょ? どうなってるの、全くもう!」
 なんか、怒って叫んでいる。
 まあ切りどころが悪ければ、大量出血しただろうから仕方ないか。

 女の子は怒っていた。
(お爺さんは川から流れてきたのが桃だと思ったから、実はタイムマシンでしたと言うオチ?
でもさ、ドラム缶くらいでかくて桃色の球型だけど、桃に見えたのかな? 本当に? まあ、それはさておき)

「それより、何その刃物? このタイムマシンは宇宙船にも使われる素材よ。普通の包丁じゃ、絶対刃こぼれするはずよ。素材は何?」

 お爺さんとお婆さんは、顔を見合わせてニヤッと笑った。

 桃のような物から出てきたのは、可愛い女の子だった。

(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
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