では、一番条件の悪い方を婿にします ~侯爵令嬢が選んだのは、伯爵家の眼鏡三男でした~
二十三歳にして両親を事故で亡くし、葬儀に領地の仕事に屋敷のことにと、悲しむ暇もない。
そのうえ、この国では女性が侯爵位を継ぐことはできない。リーベン侯爵家を残すためには、早急に婿を迎えなければならなかった。
候補は三人。
話術も容姿も申し分なく、自信たっぷりに侯爵家の未来を語る同格侯爵家の次男、パーシバル。
公爵家との縁をありがたく思うべきだという態度が、丁寧な言葉の端々から透けて見える公爵家三男、トラヴィス。
そして、三人の中でもっとも家格が低く、実家の事情まであまり格好よくない伯爵家三男、ウィルフレッド。
ところがウィルフレッドだけは、侯爵家の将来を語る前に、亡くなったアストリッドの両親を悼んだ。
「この縁談が、うちにとって都合がいいことは事実です」
自分に不利なことまで、少し不器用な丁寧さで話す眼鏡の青年に、アストリッドはようやく肩の力を抜いた。
「では、この方にします」
家格も条件も一番ではない。
けれど、一緒に家を回していく相手なら、この人がいい。
そうして迎えた婿は、分からないことを分からないと言い、家令に教わり、妻を働かせすぎず、いつの間にか侯爵家になくてはならない夫になっていく。
一方、選ばれなかった二人もまた、それぞれ自分が口にした言葉どおりの道を進んでいくことになり……
※初日以外は12時・22時の更新となります。
根拠が無いのに自信満々に断言する奴は詐欺師に近いですしね。
まともに侯爵として働く気がないお家自慢も論外ですし、
それなら人柄が良くて慎重派で人の意見を聞けるまともな男の方が良いですよね。
アストリッドには幸せになって欲しい。
アストリッドが、さんにんめの、眼鏡の人に決めました。
前のふたりは、アストリッド抜きで、全部決めて、押し付けてしまいそうでしたが……ウィルフレッドは、わからないことは全部相談してくれそうです。
家付きの娘さんを大事にしてくれそうです。
1人目、改革、金儲け(口にはしなかったけど)、その為に博打も必要。
2人目、俺様公爵家子息(ジャーン)、結婚後も浮気をするよ、君はダメだけどねー。
3人目、主人公の気持ちに寄り添った。
こう並べると、3人目がよく見えるけど、肝心な侯爵家の婿として相応しいかはまだわからない。次の話し合い次第かな?
まあ、これから一生共にいるのなら、能力も必要だけど、主人公が幸せになれそうな人を選んでほしいなぁ。
ふたりめは、ハンカチを踏む人です。
ハンカチを踏む人に良い人はいません(極論)。
……自己主張と家格だけの人です。
結婚したら仕事は全部他人に押し付けて、妻の居る家には帰って来ないような気がします。きっと。たぶん。
後継のいない侯爵家の話が始まりました。
両親はいません。兄弟も……いたら婿取りの話になりませんね……。
家族はいませんが、屋敷の使用人は味方ですよね?ネームド家令も、ネームド侍女も、ネームド小間使いもいますし。
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