婚約者と妹の不貞を知って幼なじみに泣きついたら、何故か辺境伯領にいた。

 伯爵令嬢・クリスティは婚約者のオーフェルとの結婚式を間近に控えていた。
 しかし、その矢先にオーフェルとクリスティの妹・リスミィの不貞が発覚する。
 本人たちは反省の素振りもなく、世間体重視の両親も二人を叱るどころかクリスティを責める始末。
 耐えられなくなったクリスティは幼なじみであるヴィクトの部屋に突撃し、大泣きした。
 結婚したくないと泣くクリスティに、ヴィクトは「分かった」と答え、何故か気づけばクリスティはヴィクトの伯父が治める辺境伯領へ連れて来られていた。
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