【奨励賞】元・地味な令嬢ですが、婚約破棄されたので聖獣と建国します~追放した王太子と聖女は、今さら私を求めないでください~
【第18回ファンタジー小説大賞で奨励賞をいただきました】
地味で目立たない辺境伯令嬢のエリアーナは、王太子ジュリアスの婚約者として、ただひたすらに義務を果たしてきた。
しかし、王立アカデミーの卒業パーティーの夜、彼は異世界から召喚された美貌の「聖女」ユナを庇い、エリアーナが彼女を虐げたという偽りの罪で婚約破棄を宣言する。
王家の決定により、エリアーナは「無価値」と蔑まれる極北の辺境領への追放を命じられた。
だが、彼女の心にあったのは絶望ではなく、解放感だった。
誰にも知られていなかったが、彼女の「地味な」容姿は、その身に余る強大な魔力を封印するための魔法的な枷。
そして彼女の真の力は、古代から受け継がれてきた万物を創造する「創成魔法」にあったのだ。
凍てつく大地で、エリアーナは伝説の――そして非常にもふもふな――聖獣フェンリルと心を通わせる。
彼の力と彼女の知識を合わせ、不毛の荒野を豊かな楽園へと変えていく。
これは、捨てられた令嬢が復讐ではなく、自らの手で理想の国を築き上げる物語。
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