妹が私こそ当主にふさわしいと言うので、婚約者を譲って、これからは自由に生きようと思います。
妹シエラが突然、食卓の席でそんなことを言い出した。
今まで家のため、亡くなった母のためと思い耐えてきたけれど、それももう限界だ。
私、クローディア・バローは自分のために新しい人生を切り拓こうと思います。
ライトノベルとして楽しめました。展開の速さが一気読みさせました。
感想欄で「後継者同士の婚姻は無理」と目に入りましたが、異国間の設定では知りませんが、爵位を持ったまま婚姻するというのはライトノベルでもよくある話。本作品を読む限り妻の実家は没落ほぼ確定、長女が爵位(権利)を持ったまま嫁入りし、いつか子、孫の代のに継がせる。自然と受けられると感じるのですが、そんなに難しい話なのか?
ざまぁは爽快だったんですが⋯
後継者同士で婚約ってことは、ゆくゆくは妻も夫もそれぞれ実家の爵位を継ぐんですよね?
昔から「爵位は長子相続」が鉄則なので、無理ですよ。後継者は家に残して、2番目以降の子を嫁or婿に送り出すんです。
公爵家の嫡男じゃなかったから、結局どうもならなかったけど⋯もし本当に公爵家の嫡男だったら、別居してそれぞれの家を継ぐってこと?
まぁ、一般人の創作物にそこまで求めるなって言われればそれまでですけど⋯
父から始め継母も異母妹も呆れる程のノータリン。
良くもまぁあの程度で貴族の体裁を保てたモノだな。常識も礼儀もなければマナーも無い。
無い無い尽くしの癖にクローディアね労力や財力は貪るとかゲスの極み。
ただクローディアが幸せになるのは喜ばしいけれどゲス共へのザマァが足りない。
円満な結婚とは、「嫁入り」か「婿入り」しかないはずです。
ですから、男女ともに「次期当主」ということはあり得ません。
姉ではなく「次期当主ではない妹」が、何の問題もなく公爵家に「嫁入り」できます。
公爵家の次期当主が、「社交界に出入りしていないが、(次期当主が)目を掛けている庶子の弟」の婿入り先を探していることにしたらどうでしょう。
(前編)
侍女達が、この家の長女であり次期当主である私の反応を窺っていることに。
・・・
「いいえ。お父様。私、聞きましたの。お姉様が家のためにバルテル公爵家の次期当主と婚約させられるって。
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