夜の街物語
月に一度、満月の日にしか現れない橋を渡って、島にやってきた盲目の旅芸人。だがこの島は、呪われた島だった。
「この街では夜は外に出てはだめ。月が昇る前に部屋に戻り閂をかけ、鎧戸も閉めるの。月の光が、ひとの心の闇をあばくから」
退魔剣・木犀剣の遣い手である男と、夜の街の巫女のふれあい──だが男が現れたことで、街は少しずつ歪みはじめる──
思慕と悔恨が彩るダークファンタジー
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