霞組奮戦記ー城燃ゆる時
時は戦国。小木田という小国あり。
城主・三浦和正とその娘・初姫を守るのは、影の精鋭部隊「霞組」だった。
隣国・河長との激闘の末、勝利を掴んだ小木田。
だがその代償として、初姫が密かに恋心を抱いていた
未来の侍大将・原田藤次郎が命を落としてしまう。
復讐に燃える河長国は、初姫を拉致。
「軍門に下らねば姫を磔にする」と脅迫を突きつける。
国を守るため、三浦和正はついに挙兵を断念し
姫の死をもって決着をつけるという苦渋の決断を下した。
見捨てられた姫。終わったはずの戦。
だが「霞組」は主君の命に背き、たった十人で初姫奪還のため河長城へ潜入する。
待ち受けるのは、狂気の天才軍師・立花道夕。
彼が仕掛ける必殺の陣を前に、霞組は自ら敵城に火を放ち
藤次郎の無念を晴らすべく背水の陣で立ち向かう。
炎の中、丸太を抱え駆け抜ける十頭の狼。
武士道の常識を根底から覆す、異形の戦いが幕を開ける。
囚われの初姫が見るのは、果たして勝利か? 死か?
太平の江戸にはありえない真の戦を刮目せよ。
城主・三浦和正とその娘・初姫を守るのは、影の精鋭部隊「霞組」だった。
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