【完結】竜王様、王国を滅ぼすのはお待ちください! ~流刑地に捨てられた公爵令嬢は竜王に溺愛されています~
「――ようやく見つけた。我が番よ」
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「災厄を招く魔女」という濡れ衣を着せられ、弁明すら許されないまま名誉も地位もすべて奪われ、誰も生きて帰れない流刑地へ捨てられてしまう。
そこで彼女を待っていたのは、死――ではなかった。
世界最強と恐れられる竜王だった。
「お前を二度とひとりにはしない」
なぜか竜王の番として抱き寄せられ、料理や花で甘やかされ、夜は大きな尻尾に包まれて眠る。
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だが、竜王にはひとつだけ困ったところがあった。
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「よし。王国を滅ぼそう」
と言い出すのだ。
「待ってください! そこまでしなくて大丈夫です!」
「しかし、お前を泣かせた」
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――その日、エルシアは初めて、竜王を止めなかった。
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