守護樹の愛し子、花に微笑む
花を愛する少女リネアは、母を失ったあと、離れて暮らしていた父リディアスとともに旅に出る。旅の仲間となったルルやリディアル、そして手紙を交わす王子レオルに支えられながら、エルフの森や港町などさまざまな土地を巡るリネア。旅の途中で、世界を脅かす魔王は恐ろしい怪物ではなく、「樹木」であるという驚きの真実を知る。なぜ魔王は生まれたのか。本当に倒すべき存在なのか。花や精霊、人々の想いに触れながら、リネアは争いのない未来を探すため、大切な仲間とともに世界の秘密へ歩み出す。
あなたにおすすめの小説
僕たちは暗くて冷たい場所でしか生きられない
ある冬の日の午後、それは始まった。
体が地面に完全に固定されて動けない。
僕だけじゃない。他にも仲間がいた。
けれど、仲間が減っていく。
無慈悲な「白い眼」の光を浴びて、なすすべもなく仲間が消えていく。
おばあちゃんへの感謝
20歳になり、成人式を迎えた僕。
僕の心には、ぽっかりと大きな穴が開いていた。
「もしも、過去の自分に手紙が送れるなら……」そんな切ない願いから、僕は5歳、10歳、14歳、17歳の自分に向けて手紙を書き始めた。
僕におばあちゃんがたくさんのことを教えてくれた。
人を笑顔にする「褒める魔法」と「感謝の言葉」。
その教えのおかげで、僕はたくさんの友達に恵まれ、楽しく成長することができたと思う。
だけど、今の僕は知っている。
昔の自分がすっかり忘れていた大切なことを。
そして今、僕はひどく後悔している。
君にその大切なことを伝えるから決して忘れないでね。
そして、僕のように後悔しないで欲しい。
ローズお姉さまのドレス
最近のルイーゼは少しおかしい。
いつも丈の合わない、ローズお姉さまのドレスを着ている。
話し方もお姉さまそっくり。
わたしと同じ年なのに、ずいぶん年上のように振舞う。
表紙はかんたん表紙メーカーさまで作成
おやすみなさいまでの時間
「おやすみなさい」と言ってから眠りにつくまでの、ちょっとしたひととき。
なかなか眠らなかったり、ふふっと笑ったり、うとうとしたり。
そんな子どもとの何気ないやりとりを描いた、心がほっこりあたたまるおやすみ絵本です。
稀代の悪女は死してなお
「めでたく、また首をはねられてしまったわ」
稀代の悪女は処刑されました。
しかし、彼女には思惑があるようで……?
悪女聖女物語、第2弾♪
タイトルには2通りの意味を込めましたが、他にもあるかも……?
※ イラストは、親友の朝美智晴さまに描いていただきました。
星降る夜に落ちた子
あたしは、いらなかった?
ねえ、お父さん、お母さん。
ずっと心で泣いている女の子がいました。
名前は世羅。
いつもいつも弟ばかり。
何か買うのも出かけるのも、弟の言うことを聞いて。
ハイキングなんて、来たくなかった!
世羅が怒りながら歩いていると、急に体が浮きました。足を滑らせたのです。その先は、とても急な坂。
世羅は滑るように落ち、気を失いました。
そして、目が覚めたらそこは。
住んでいた所とはまるで違う、見知らぬ世界だったのです。
気が強いけれど寂しがり屋の女の子と、ワケ有りでいつも諦めることに慣れてしまった綺麗な男の子。
二人がお互いの心に寄り添い、成長するお話です。
全年齢ですが、けがをしたり、命を狙われたりする描写と「死」の表現があります。
苦手な方は回れ右をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
私が子どもの頃から温めてきたお話のひとつで、小説家になろうの冬の童話際2022に参加した作品です。
石河 翠さまが開催されている個人アワード『石河翠プレゼンツ勝手に冬童話大賞2022』で大賞をいただきまして、イラストはその副賞に相内 充希さまよりいただいたファンアートです。ありがとうございます(^-^)!
こちらは他サイトにも掲載しています。