二〇三号の一
水道検針員の小柳は、三年前から空室のはずの二〇三号のメーターが、毎月ひとつだけ進むことに気づく。控えを並べて照らし合わせると、進んだ月の翌月にかならず住人がひとり消えていた。数字の出どころをたどった先で、彼は三年前の夏の朝に自分がした選択と向きあうことになる。救いのない結末を迎えるホラーであり、後味は良くない。
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