魔力なしの私と魔術師を目指した少年

私ディアナは転生者。
男爵家の双子の次女として生まれ、記憶を取り戻したのは7才

7才の神殿での魔力診査で、全くの魔力なしと判定された私は、男爵家の中で使用人と一緒に働くことになった。
一方長女のミネルヴァは魔力が多くて、両親に可愛がられていた。

ある日、母親の遣いで買い物に出掛けた私はバルドルと出逢う。

バルドルと過ごす時間は私にとって束の間の安らぎだった。

けれど彼は、ある日魔術師協会にその才能を見出だされ、引き取られた。

『国一番の魔術師になって迎えにくる』

約束の言葉を残して………。
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