後宮化粧師は引く手あまた
呉香月(ごこうげつ)は、珍しい職・化粧師として後宮に勤めていた。ただ主の美しさを引き出すためだけに、目立たないよう、誠心誠意仕えていた。
しかし、うっかり発言により、皇太子とその右腕の宦官、そして果てには主以外の妃たちにまで目をつけられてしまう!?
「殿下の手解き役になってくれないか?」
「いっそ既成事実でも作ろうか」
「香月は自慢の女官よ」
「勤勉さは買っているんだ」
「香月以外、誰に任せられるというの?」
「何でわざと地味にしてるのよ」
「…油断してると食われるぞ」
平凡な後宮女官だったはずなのに、
いつの間にかこんなに目立ってしまっている。
「こんなはずじゃなかった…!」
後宮シンデレラストーリーが、開幕、する?
「絶対しない!!」
※ 2022.01.25
エブリスタ小説大賞2021 集英社 女性向け3レーベル合同マンガ原作賞マンガMee大賞受賞しました。
更新など少し制約あるかもしれません。
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