負け確定のチュートリアル令嬢だけど、幼馴染が全部ひっくり返してくれました
私、ユリア・コンテールはごく普通の伯爵令嬢だった。
しかし、ある日転んで頭を打った事で前世の記憶を思い出してしまったのだ。
この世界は前世で大人気だったゲーム「女神の天秤」の世界だと気づいた私は、目の前が真っ暗になった。だって、ユリア・コンテールはゲームの序盤でヒロインに負ける所謂チュートリアル令嬢だったから。
ユリアの末路は悲惨だった。テキストでしか書かれなかったが、家が没落し伯爵一家は路頭に迷ってその後の消息を知る者は居ないのだ。
そんなの嫌すぎる。
けれども記憶を取り戻したのは査問会の前日で、完全に詰んでいた。
そう思っていた時に、私の部屋に幼馴染のギルバートが訪れたのだった。
ギルバートはゲームには存在しないキャラクター。だから私は、彼に一縷の望みを託した。
「お願いギルバート、私が査問会で負けないように貴方の知恵を貸して!」
私は事情を説明し、幼馴染のギルバートに助けを求めた。
「分かった。君の話を信じるよ、僕に任せて。」
頼りになる幼馴染は急な話に関わらず、いつもと同じ笑顔でにっこりと笑って快諾した。
ギルバートが味方になってくれたのなら、ゲームの通りには行かないかもしれない。
そんな期待を胸に私は査問会に挑んだ。
しかし、その結末はまさかの展開で――
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この話は、小説家になろう、カクヨムでも公開しています
全5話+おまけ1話、サックリ読めます!
しかし、ある日転んで頭を打った事で前世の記憶を思い出してしまったのだ。
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