【完結】「夫婦にはなれないけど、家族にはなれると思っていた」

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※全章完結しました!

婚約者が男爵令嬢のミア・ナウマンの魅了魔法にかかり、浮気した。
婚約者は学園の進級パーティで私に冤罪をかけ、
「お前のような卑劣な女とは結婚できない! お前との婚約を破棄する!」
と宣言した。
そんな婚約者に世間は同情的だった。
「魅了魔法にかかっていたのだから仕方ない」と……。
裏切られた方にとっては、普通の浮気も、魅了魔法にかかってした浮気も変わらない、浮気は浮気だ。
私には婚約者への恋心は残っていない。
だけど幼馴染としての情は残っている。
情さえあれば夫婦にはなれなくても、家族にはなれると思っていた。
だから私は許そうと思っていた。
婚約者が誠心誠意謝ってくれるなら……。
だが婚約者は謝罪するどころか、
「ミアの実家のナウマン男爵家が取り潰され、ミアは娼館に売られることになった。
僕はミアを身請けし、ミアの家族の面倒をみたいと思っている。
地味でなんの取り柄のないお前と結婚してやるから、ミアとその家族を養うことを許可しろ」と言ってきた。
その瞬間私の中で何かが壊れた。

※他サイトにも投稿してます。

※一章「夫婦にはなれないけど、家族にはなれると思っていた」(約12,000文字。1〜10話)
悲劇のヒロイン、子爵令嬢エミリー視点。

※二章「愚か者でも可愛い弟だった」(約5,800文字。11〜15話)
やらかした弟のとばっちりで不幸になった苦労人、侯爵令息フォンジー視点。

※三章「わたくしの辞書に失敗はないはずでした」(16話〜51話)
フォンジーとリックとエミリーのある意味不幸の元凶、伯爵令嬢のデルミーラ視点。
番外編は不評なので非公開にしました。

※四章「荒野にて〜リックのやり直し」
(52話〜74話)
リック・ザロモンが主役の後悔と反省と更生の旅の物語です。
65話以後のお話はカクヨムに先行投稿してます。
65話以降のお話は2月1日から順次投稿します。


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※表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。

※2022年3月26日「小説家になろう」日間総合ランキング2位まで上がった作品です。「第6回なろうデスゲーム」執筆経験部門1位になった作品です。

※2022/11/22、HOTランキング15位、小説25位、恋愛21位まで上がりました!!
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