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旧題:ふたり暮らし 長屋シリーズ一作目。 第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。 十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。 頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。 一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
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花びらと共に舞い込んだのは、さくらの精――? 幕末に生きる沖田総司は、大店の娘 桜羅(さくら)と出逢う。 何不自由なく見えても彼女は鳥かごの金糸雀(カナリア)。 桜羅は無理な見合いをさせられていた。 それを助けたことで、二人の妙な関係が始まっていく。 身分違い、時代の荒波。 その中にあっても貫く恋唄とは。
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