真実の『家族』に気が付いた王妃の時戻り ~王妃エリスは賭け続ける~
側妃の陰謀により二人の子どもを毒殺された王妃エリスは、弱い自分をひどく後悔し、冬の冷たい教会でひたすら神に懺悔し、「せめて子どもたちの魂が安らかに」と祈り続けた。
すると、その願いが届いたのか。
教会に祭られていた主神・時の神ウールによって、娘が生まれる直前の時間軸への時戻りを果たす。
「今度こそ、子どもたちのために生きよう。唯一の家族のために、やり直しのこの命を賭けて」
息子を温かい感触を抱きしめながらそう決めた彼女は、子どもたちの未来のために、不安定な情勢や立場に左右されない「ただのエリス」の派閥を作る事にした。
そのためには、時戻り前の記憶を駆使し、大立ち回りが必要。
時戻り前には発揮し切れていなかった『頭脳の名門・スイズ公爵家』の血を覚醒させて、堂々たる立ち回りをし始める。
加害者も、間接的に加担した人も、傍観者も、すべて敵。
やり直しの人生では夫には財布以外頼らず、血縁(兄や両親)を伝手として利用する。
時戻り前の、“ただ家族に愛されたいと願うだけの私”はもういない。
周りに潜む『監視の目』や『不穏の種』を遠ざけて、時戻り前に無関係だった不幸な人たちを助け、引き込み、周りに味方を作っていく。
すると、その願いが届いたのか。
教会に祭られていた主神・時の神ウールによって、娘が生まれる直前の時間軸への時戻りを果たす。
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