公爵家の女たちは男運だけがない
サラテナ帝国の忠臣であるフライア公爵家に生を受けたリリベル。彼女は今婚約者のことで頭を悩ませていた。
彼が継母の病弱(嘘)な連れ子にメロメロだからだ。
すっぽかされるデート、すっぽかされるエスコート、目の前でベタベタされるのは当たり前。
全て義妹優先の婚約者にイライラは募るばかり。
だが悩みを抱えるのは彼女だけではなかった。
姉のマーシャは婚約破棄を3度経験し、そして現在の婚約者も初恋の君に夢中。即ち4度目の婚約破棄の危機にあった。
妹のキャシーは帝国の属国となった隣国の王子に惹かれるが彼は元婚約者に未練たらたら。自分を好いてくれる男もいるがそれがとんでもない女ったらし。
そして最後に彼女たちの母にして女性ながら公爵を務める公爵家のドン――女帝エレノア。彼女の夫は王宮に監禁されている身だった。
全てを持っているようで男運にだけはとことん恵まれない公爵家の女たち。彼女たちは自分の幸せを求め今日もひた走る。
そしてその影で愚者には罰がくだる。
小説家になろうさんにも投稿しております。
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