定時退社が信条のモブ司書補、王女が死ぬたび強制ループさせられるんだが?〜暗殺、毒殺、転落死のフラグを折り国を救う共犯者へ〜

「波風立てず、定時で帰る」

王宮書庫のしがないモブ司書補・アラン。

彼の願いはただ一つ、平穏無事な日々を過ごすこと。

しかし採用初日の翌朝、そのささやかな願いは王女セレスティアの「刺殺」によって脆くも崩れ去る。

目を覚ますと、なぜか採用初日の朝に逆戻り。

アランは巻き込まれてしまったのだ。

王女が【他者の明確な殺意】によって殺害されるたび、過去へ引き戻される強制タイムリープに 。

逃れられない死のループから抜け出すため、アランは自分の平穏を取り戻すべく(しぶしぶ)王女の死亡フラグを叩き折る決意をする 。

しかし、このリープには極悪なルールがあった。

『王女の安全を完全に確保してから24時間経過しないと、セーブポイントは更新されない』

地下牢に放り込まれながらも、死に覚えの知識を駆使して暗殺者を捕縛!

……と思いきや、即座にプランBが発動し、今度は【毒殺】されてまたループ!?

毒殺を防げば、次は完璧な事故に見せかけた【バルコニーからの転落死】!?

次々と襲い掛かる「死のピタゴラスイッチ」を前に、防戦一方ではジリ貧だと悟ったアラン。

彼はついに、王女本人に持ちかける。

「殿下、私には最悪の未来が見える時があります。どうか、私を使ってください」

一人で抱え込むことをやめ、暗殺の標的である王女自身を「共犯者」へと引き入れたアラン 。

堅物の騎士団長、偏屈な宮廷魔導士、知識の泉たる老司書を巻き込み、彼は点ではなく「面」で暗殺組織を潰しにかかる 。

だが、敵の正体を暴いた先に待っていたのは、単なる政治的陰謀ではなかった。

それは建国から百年続く、王家と国家にまつわるおぞましい「呪いの盟約」 。

なぜアランは、このループに巻き込まれたのか?

定時退社を愛する平凡なモブキャラは、血塗られた運命を覆し、彼女と共に「なんでもない平穏な日常」を迎えられるのか——!

緻密なルール設定×死に覚え×頭脳戦!

絶対に死ぬ姫様と、絶対に定時で帰りたい男の、盤面をひっくり返す王道タイムリープ・サスペンス!
24h.ポイント 242pt
30
小説 6,282 位 / 219,532件 ミステリー 97 位 / 5,201件

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