貶められた公爵令嬢、国王陛下と聖女(偽)の子供を押し付けられる

5歳の時、初めて王子に会った時から、王子の妻となり将来は王妃になるのだと思っていた。

自分は王子の婚約者だと思っていた。
それが違うと知ったのは15歳。
王子は聖女と結婚すると知った時。

そして私は、公爵領へと引きこもった。
二度と王宮に近づくつもりはなかった。

なのに突然の呼び出しがあり……陛下と聖女の子供を押し付けられることとなった25歳の春……。
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