全3話小説一覧

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恋愛 完結 短編
婿養子として侯爵になったサイードは、自室にモーリンという金持ちの娘を囲っていた。 催眠術をつかえるという彼は、モーリンを思いのままに操って欲望を満たしつづける。 妻も住んでいる屋敷の、その一室で。 「あたしの財産があれば、あなたも安心よね?  爵位とか面倒なものは捨てて、一緒になりたいわ」 モーリンの言葉に彼の心は揺れる。 妻を捨てて、この馬鹿な娘と一緒になろう。 そう決意したサイードは、妻ジャクリーヌの待つ居間へと向かった。
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文字数 4,474 最終更新日 2021.11.23 登録日 2021.11.23
わたしは、聖女アシュリーとして教会に転生した。 教義なんてまるで知らないが、そのことは伏せて、どうにか話を合わせて聖女として暮らしている。 だが今日は、わたしが「筆おろしの儀式」をおこなう日らしい。 「筆おろしって、あの筆おろし?」 誰にも訊くことができない不安のなか、わたしはステージへと向かった。
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文字数 4,600 最終更新日 2021.11.12 登録日 2021.11.12
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恋愛 完結 短編
アイリーンは父親の金儲けの道具として使われていた。 未成年の彼女を、金持ちと婚約させて見返りを得ていたのだ。 だがアイリーンは、売られるたびに救出される。 騎士団長エリオットの手で。 どんなときでも駆けつけ、助けてくれる彼。 でも、アイリーンのことは子ども扱いするばかり。 そして絶対に、彼女の目を見ようとはしてくれなかった。
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文字数 4,728 最終更新日 2021.11.12 登録日 2021.11.12
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恋愛 完結 短編
キャロルは突然、スティーブ王太子から婚約破棄を告げられた。 「どうして?  わたしがあなたになにかした?」 泣き崩れるキャロル。 だがじつは、その婚約破棄はキャロルが仕組んだものだった。 彼女が去ったあと、スティーブは新しい婚約相手をみなに紹介した。 その名はコリーナ=ポンポ。 スティーブは知るよしもないが、その絶世の美女は、キャロルの助けた豆狸が化けたものだった。
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文字数 4,986 最終更新日 2021.11.11 登録日 2021.11.11
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恋愛 完結 短編
エミリーのデコピンは、かつて弟との罰ゲームのために鍛錬を重ねた、最強のデコピンだ。 弟のおでこはそれに耐えるため、分厚く変形していたほどだった。 ある晩、婚約者であるフランク王太子と寝室にいたエミリーは、デコピンに興味をいだいた彼から頼まれる。 「ぼくにデコピンしてほしい」 極限まで鍛錬されたエミリーのデコピンは、王太子の頭をたやすく破壊してしまう。 激怒した王妃から彼女が告げられた刑罰は、恐ろしく残酷なものだった。
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文字数 5,667 最終更新日 2021.11.11 登録日 2021.11.11
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