人間の業 小説一覧

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オーストラリアで裏稼業をやっています

本作は実話に基づいた物語である。 留学の夢を胸に抱いてオーストラリアへ渡ったが、現実に追い詰められ深淵へと転落していった。 街頭の密輸に手を染める底辺の存在から、裏社会を支配し天下を動かすまで、私は策謀と血で権力への道を切り拓いた。 頂点に立ち過去を振り返ったとき、最も危険なギャンブルとは「人間性との対峙」であったのだと気づく。 これは決して引き返すことのできない道——だが明日の太陽が、どの死体を照らすのかなど、誰に分かろうか?
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そうじがかり

人のために無数の生命が常に消費されていく。 加工されるために並ぶ豚の行列。 病原菌を蔓延させないために焼かれる鳥の山。 装飾品にするために皮を剥がされた獣。 安全のために鉛玉で打たれる害獣。 不快な羽音を消すために燻される害虫。 生命の重さに数えられるのはいつから人だけになったのだろう。 もし、世界に神がいて、すべての命が平等だと言うのなら、人類に天罰はくだらないのだろうか?
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