コンクール 小説一覧
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5件
1
翔んだディスコード
音楽の天才ではあるが、ピアノが大きらいな弓友正也は、普通科の学校に通う高校三年生。
ある日、ピアノのコンクールで悩む二年生の仲田萌美は、正也の妹のルミと出会う。
そして、ルミの兄である正也の存在が、自分の悩みを解決する糸口となると萌美は思う。
正也に会って話を聞いてもらおうとするのだが、正也は自分の理想とはかけ離れた男だった。
ピアノがきらいな正也なのに、萌美に限らず他校の女子生徒まで、スランプに陥った自分の状態をなんとかしたいと正也を巻き込んでゆく。
彼女の切実な願いを頑として断り、話に片をつけた正也だったが、正也には思わぬ天敵が存在した。
そして正也は、天敵の存在にふりまわされることになる。
スランプに見舞われた彼女たちは、自分を救ってくれた正也に恋心を抱く。
だが正也は、音楽が恋人のような男だった。
※簡単にいうと、音楽をめぐる高校生の物語。
恋愛要素は、たいしたことありません。
2
萌黄色の五線譜
母校に赴任して来た新米教師『 鹿島 杏子 』は、吹奏楽部顧問の教諭から副顧問を委任される。
かつて杏子も所属していた吹奏楽部は、実は、廃部の危機に晒されていた。
杏子が取った決断は・・・
足掛け10年に亘り、管楽器専門店にて学校営業をしていた頃の実話を基に制作しました。 ストーリーの、ほぼ全てが、ノンフィクションです。
3
ストリートピアノの野良犬を捕獲して俺の踏み台にするつもりが、飼い慣らされたのは俺の方だった
「お前のそのふざけた音で俺のピアノは狂った――だから、責任をとれよ」
コンクールを総なめにしてきた完璧主義の俺(高遠京那)の世界は、駅前のストリートピアノで出会った一人のチャラ男によって暴力的に破壊された。 基礎もセオリーも無視したデタラメな運指。なのに、その音は俺の理性を一瞬で焼き切るほどの圧倒的な熱を孕んでいた。
スランプ脱却の特効薬として、俺は奴を捕獲し、無理やり連弾の相棒に据える。狭い椅子の上で肩をぶつけ合い、俺の冷徹なルールで奴の自由な指を支配し、俺の音楽を完成させるつもりだった。
――だが、奴の過去の亡霊が姿を現した時、俺の中でどろどろとした絶対的な「執着」が目を覚ます。
「過去の亡霊に捕らわれて、余所見をするな」
友情でも、綺麗な絆でもない。
ただお前の音が欲しいという自分本位な我儘。
お前を俺の音楽で完全に支配してやりたい。
息苦しいほどのクソデカ感情を鍵盤に叩きつける連弾バディ・ストーリー、開演。
高遠京那(たかとおけいな)・24歳・音楽芸術研究科修士課程
朔月汐(さくづきうしお)・18歳・隙間バイター
※音楽を聴きながら読むのお勧めです!
♪♪♪
①『夜のガスパール』より「オンディーヌ」 ラヴェル作曲
② ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』より「ドレミの歌」
③『無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調』 J・Sバッハ作曲
④『ピアノソナタ 第52番 変ホ長調』 J・ハイドン作曲
⑤『水の戯れ』 ラヴェル作曲
⑥『きらきら星変奏曲』 モーツァルト作曲 ※一台四手連弾
⑦『ハンガリー舞曲 第4番 ヘ短調』 ブラームス作曲 ※一台四手連弾
⑧『マゼッパ』 フランツ・リスト作曲 ※超絶技巧練習曲 第4番
⑨『夜想曲 変イ長調』 フランツ・リスト作曲 ※愛の夢 第3番
⑩『死の舞踏』 カミーユ・サン=サーンス作曲 ※一台四手連弾
⑪『喜歌劇「こうもり」序曲』ピアノ連弾ver. ヨハン・シュトラウス2世作曲 ※一台四手連弾
4
赤いテナーと、先輩のとなり――聖フェリス学園吹奏楽部日誌
橋本由実には、胸を張って「これが得意」と言えるものがなかった。
そんな由実が高校で出会ったのは、迷いなくサックスを吹く先輩・佐伯香苗と、古くて重い赤色のテナーサックス。
楽譜も読めず、音もまともに出せない。失敗するたびに自信をなくしながらも、仲間たちに支えられ、由実は少しずつ自分の音を見つけていく。
「止まっても、次の息は吸える」
初めての舞台、コンクール、自分だけの楽器。そして、いつまでも隣にいると思っていた先輩の進路。
誰かへの憧れから始まった音楽が、やがて自分自身の「続けたい」に変わっていく。
何もないと思っていた少女が、失敗しても次の息を吸い、自分の音を見つけていく吹奏楽青春ストーリー。
5
マークX
私の人生の岐路にはいつもその車が目の前を通る。
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