静謐な物語 小説一覧

3
1

二つの月の神話  ――終わりを忘れた世界で

二つの月の神話  ――終わりを忘れた世界で
世界には、二つの月があった。 誕生を司る金の月の女神と、 終わりを司る銀の月の神。 しかし、死を与える役目を憎まれた神は、 その役目を放棄し、 世界から「死」が失われてしまう。 終わらぬ苦しみの中で、 人々はやがて「終わり」を祈るようになった。 これは、 死を失った世界と、 祈りとしての死を描く、 静かな神話ファンタジー。 ※全5話完結の神話短編です。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 2,796 最終更新日 2026.02.01 登録日 2026.02.01
2

四月の紅茶

四月の紅茶
三十二歳の美咲は、東京で静かに一人暮らしをしている。 ある春の日、何気なく手にした白いティーカップから、 小さな変化が彼女の日常に生まれていく。 母からの電話、偶然出会った同級生、 新しく買った白いカラーの花。 アールグレイの香りに包まれながら、 美咲は自分の過去と現在を静かに見つめている。 何も特別なことは起こらない一日。 でも、その何でもない時間の中に、 確かに息づいている想いがある。 心の機微を丁寧に描いた、静謐で美しい物語。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 2,359 最終更新日 2025.05.25 登録日 2025.05.25
3

喪服の女と深夜のティールーム

喪服の女と深夜のティールーム
★★★10話で完結する短編小説です。すらすらと読んでいただけると思います(^^)★★★ 深夜0時、路地裏のティールームに現れるのは、喪服の女と“語られなかった死”たち── 都会の片隅、看板もなくひっそりと営業する深夜限定の紅茶店「月影庵」。 店主・ツキミのもとに通う謎の常連は、毎夜喪服に身を包み、紅茶と共に“誰かの死”を語る女・シズカ。 彼女の語る死は、なぜか翌日に現実となる。 それは予言か、それとも──自らが“死者”だからか。 客たちの過去と罪、記憶に葬られた言葉たち。 一杯の紅茶の香りが、それらを静かに浮かび上がらせていく。 最後に語られるのは、“彼女自身の死”── 静謐な夜に紡がれる、死と再生の物語。
ライト文芸 完結 短編
文字数 19,661 最終更新日 2025.05.09 登録日 2025.05.09
3