ファンタジー 修道女小説一覧
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北方の雄、ソルドガル帝国は、南西の草原の国、ラクティアを王国を占拠した。しかし、青年剣士ルガートの集めた「ラクティア解放軍」に押され始める。要衝であるゼムド砦を預かるソルドガル側の主人公、黒衣の剣士ヘルヴァルドは、乱戦の末、ルガートに討ち取られて血だまりで意識を失う。
次に目覚めると、赤子の姿でどこかの村の修道院前に捨てられた状態で転生を果たし、年配の修道女レミリアを親代わりに、修道女ミラリアとして育つ事となった。彼は女の身に転生したのだ。聖術と女言葉を覚えたミラリアは、修道院で他のシスターと談笑、ごく普通の少女となっていたが、ある日山賊が村に攻め寄せてきて、殺されていく村人をみかねて、山賊から刀を奪うと、封じていた剣術をもってこれを殲滅した。村は助かったが、ミラリアは奇異の目で見られるようになり、母代わりのレミリアに見送られて、旅に出る事となった。目的地はラクティアの首都ラクティ。今は議会制になっているこの国の議長、かつてヘルヴァルドであった自分を討ちとった、ルガートに会うために…。
文字数 38,682
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
「賢者の石板」事件を終えて、旅をしていた「ブレードシスター」こと修道女剣士ミラリアと、その相棒である仮面の白騎士シルヴァンは、かつての仲間「トリックスター」ロイザードの導きで「賢者の石板」の力で「世界の管理者」となった、かつての上司ルガートからの依頼を受ける。それは、自らが立てた巨大な塔における「統括者」ギルターが、塔の地下で、死鬼を相手に苦戦しているから援軍に向かって欲しいというものであった。報酬の前払いとして、新たな力を授かったミラリアとシルヴァンは、同様の過程で力を手にしたかつてのPT仲間の赤衣の女付与術師セリーヌと、仮面の黒騎士シグフォードと塔の前で合流して、ギルターの援軍として、死鬼の一部隊をけちらしてみせるが、疲れて戻ったミラリア達を待っていたのは、ギルターの命による塔の地下牢への投獄であった…。
文字数 14,623
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.04.08
第二王子に婚約破棄された、ダルトン公爵令嬢ディアナ。
『リナ』という名の別世界の平民だった『前世』を思い出した彼女は、この先の処刑を回避するため、第二王子が愛する聖女の不正を告発するため、手に入れた証拠を、かつての恋敵である男爵令嬢クロエに託したが…………。
※薬物表現があるので、念のためR15にしています。苦手な方はご注意ください。
文字数 19,446
最終更新日 2023.02.22
登録日 2023.02.22
「どれ、誰も知らない古い昔話をしてあげよう。そうさね、そこは砂と千の夜が風で舞い踊るナロビアンナイトの地。砂漠の帝国から北の隣国へ訪れた王女様は婚約者である隣国の王子から婚約破棄を告げられる。その婚約破棄の裏には王女様への憎しみの炎を燃やす悪い女がいたんだよ。だから王女様は信頼する奴隷戦士の男と共に帝国へ帰り、その帰路暗殺の危機に遭うのさ。けれどね、その王女様は生と死の間にある場所で、乙女を愛する女神が創りたもうた世界の真理を知り、そして力を得るのさね」
作者より:
多くの素晴らしい作品がある中で、この拙作に興味をお持ちいただき心より感謝申し上げます。執筆を続けられるのは読者様のおかげです。ご意見ご感想お気軽にお寄せください。拝読させていただきます。もし、この砂と狂気にまみれた物語の末路が少しでも気になった場合は、お気に入りに追加していただければ作者としてこの上ない幸せです。
文字数 36,119
最終更新日 2021.03.25
登録日 2020.12.11
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