ファンタジー 再婚小説一覧
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その日、王妃は王都を去った。
何故か勝手についてきた宰相と共に。今は亡き、王国の最後の王女。そして今また滅びゆく国の最後の王妃となった彼女の胸の内は誰にも分からない。亡命した先で名前と身分を変えたテレジア王女。テレサとなった彼女を知る数少ない宰相。国のために生きた王妃の物語が今始まる。
「婚約者の義妹と恋に落ちたので婚約破棄した処、「妃教育の修了」を条件に結婚が許されたが結果が芳しくない。何故だ?同じ高位貴族だろう?」の王妃の物語。単体で読めます。
文字数 26,866
最終更新日 2024.03.21
登録日 2023.01.31
――現実はおとぎ話じゃない。
“キズモノ“、“呪われた令嬢“。
そう噂される男爵令嬢ソニア・エルナト。彼女は暗い闇の中を歩くように生きてきた。
そんなソニアに手を差し伸べ、闇へ光を灯したのは、伯爵家の次男として生まれた美しい青年。エドワード・アルファルド。
邪魔者は全て消えて、欲しいものを手にできる。そんなおとぎ話のように晴れやかに、ソニアは彼と結ばれた。
だが、二人を乗せた馬車が深い谷底へと落ち、ソニアはすべてを失うことになる。
エドワードを亡くしたソニアを捕らえ、すべてを与えたのは彼と同じ顔をした男だった。
ギルバート・アルファルド伯爵。エドワードの双子の兄で美しい彼とは違い、左頬に醜くひきつれた痕を持つ“傷の伯爵“。
ギルバートは亡き夫と同じ、深い冬の谷底のような、暗鬱な笑みを浮かべてソニアに告げる。
「私は……あいつのものは、なんだって欲しいんだよ。たとえ、力尽くで奪ってでもな」
「貴女は今日から、私の妻だ――ソニア」
寡婦が夫の兄弟と再婚するその契りは――レビラト婚と呼ばれる。
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◆「小説家になろう」にも同じ内容で投稿しています
小説コンクール(テーマ:西洋ロマンスファンタジー×結婚)に応募していましたが、一次選考で落選したためこちらで連載させていただきます
20話までは執筆済みなので改稿次第投稿します
拙作ですが思い入れがある作品なので
読んでいただけると嬉しいです!
もしよろしければ評価や感想をいただけるとさらに嬉しいです!!
よろしくお願いいたします
文字数 63,538
最終更新日 2023.07.09
登録日 2023.07.04
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